こんなコンクールが開催されると知りました。以下がその募集要項を記したサイトです。
コンクールには課題曲が指定されていることはよくあること。
ところが、このコンクールの課題曲にはびっくりしました。
驚いたことはいろいろとあるのですが、特に驚いたことを書きます。
このコンクールのヴァイオリン部門、本選でハイドンのヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調の第1楽章をオーケストラをバックに演奏することが決まっています。
「へ~、モーツァルトじゃなくて、ハイドンなんだ!」そこに驚いて、そして
「もっとハイドンが演奏されたらいいのになあ」と常日頃思っている私は嬉しく思った次第。
ところが、もっと驚いたことがありました。
協奏曲についているカデンツァ、自作でなければならないとのこと。
通常、カデンツァは誰かの作品を弾くとか、すでに作曲家自身が書いているものを弾くことが多いのですが、
演奏者自らが作曲しなければならないというのは、なかなかユニークなことと思いました。
こんな音楽性が求められるなんて、コンクール参加者はどう思うのかなあ?
私は、どんなカデンツァになるのか、もしもオーケストラの一員としてその場所に接していたら、とても楽しみな心境でしょう。
果たして、どんなカデンツァが聞けるのでしょうか?
聞きに行ってみたくなりましたね。