コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番

ここのところ、ピアノ協奏曲をいろいろと聞いています。

8月に小さなオーケストラの一員として、ピアノ協奏曲ばかりの演奏会に出演予定でして、

それでなんとなく、ピアノ協奏曲をいろいろと聞いてしまう習慣が付いたということ。

演奏予定の曲に限らず、なんとなくいろいろと聞いてしまっています。

 

さて、そんな私が今もっとも好んでいるピアノ協奏曲がありまして。

その曲、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番です。

昔、指揮者のいない演奏会で聞いて以来、凄く好きになってしまった曲です。

(それにしても、指揮者なしでのこの曲の演奏、とってもスリリングで楽しかったのをよく覚えています!)

 

またまた、そんなマニアックな曲を書くの?

そんなことは思わないでくださいよ。

だってねえ、自作や多作の引用のオンパレード、特殊奏法や皮肉な合いの手、ユーモアに溢れ、事実上のもう一人のソリストであるトランペットが大活躍だし、

オーケストラのメンバーとして、弾いてみたくなる要素は満載。

しかも、バックはトランペットと弦楽合奏のみですから、極めてリーズナブルな編成!

ちなみに、演奏動画を貼り付けました。

youtu.be

 

私がここのところ出演しているオーケストラは小編成のものがほとんど。

弾いてみたいなあとは思うのですけれども、

聴いての通り、演奏はとっても難しい。

出来るかな?

納豆の日

本日、7月10日は「納豆の日」だとか。

zatsuneta.com

 

記念日の由来は至って単純。

なっ(7)とう(10)ということですね。

 

生まれも育ちもずっと大阪の私、

「大阪人は納豆が嫌い」とはよく言われていますが、

私は昔から納豆が好きでした。

今でも冷蔵庫を開けたら、納豆がたっぷりと置いてありますし、

毎朝の食卓に欠かせない食材です。

 

でも、今の大阪人、結構納豆を好んで食べているのじゃないのかなあ?

私の周辺でも結構食べている方が多いですしね。

七夕の願い事

昨日は七夕。

私が非常勤講師として勤務している学校では、一昨日から昨日にかけて、生徒たちや先生方も短冊に願い事を書いて、笹に括りつけていました。

 

ところで、昨日、校舎の中に笹が用意されていまして、

そこに短冊を付けていた先生が一人。

ところが、その短冊が上手く括れず、スルリと落ちてしまいました。

「あ~」と声を出してしまった先生、

でも、すぐに括りつけることが出来ました。

 

これだけなら、何も面白いことではありませんが、

問題は短冊に書いてあった願い事。

その先生に聞いてみました。

「なんて書いてあるの?」

 

答えは「不老不死」

はあ?そんなことを叶えたいの?

その先生、まだ若いからねえ、だからそんなことを書いてしまったのかな?

そして、この願い、果たして叶うのか否か、いったい誰が確認するのでしょうか?

少なくとも、私は彼の不老不死が実現できるのか確認することは出来ません(当たり前!)

まあ、ちょっとした笑いも学校には必要ですかねえ?

ピアノの日

本日、7月6日は「ピアノの日」だそうです。

なんでなのか?

詳しくは下記のサイトをご覧ください。

zatsuneta.com

 

実は、かなり昔のことですが、私がシーボルトが日本に初めてピアノを持ち込んだことを知り、

その日本で一番古いピアノを見るために、山口県萩市に出向いたことがありました。

これを見て思ったのは「小さいなあ」というもの。

弾かせてもらえたらもっと感激出来たのですが、

いくら懇願しても「ダメです」とのことでした。

そりゃそうですね。

 

それにしても、1823年に初めて持ち込まれたとのことですが、

当時の人々は、このピアノの音を聞いて、果たしてどのような感想を抱いたのでしょうか?

 

ところで、このシーボルトが運んできたピアノについて、

いい本があります。

honto.jp

 

この本、実はテレビ番組で放送されたものを書籍化されたもの。

私は番組を見て、大変感銘を受けたことがきっかけで山口県萩市に出向いたのでした。

また、あのピアノを見てみたいなあ。

1学期の音楽教育を振り返りました

私が非常勤講師として勤務している学校、定期考査を終えましたが、

今月は特別授業期間ということで、いわゆる「試験休み」というものが存在しません。

私も今月は中学1年生のみ授業を実施の予定。

 

ですが、事実上1学期は終わったと考えています。

私の音楽教員生活の中でも経験したことのないことがいろいろとあった1学期。

そこで、ちょっと雑文ですが、まとめたレポートを私のHPに書きました。

hiratea.jimdofree.com

 

ほぼ自分自身の備忘録として書いた内容ですが、

お暇な時お読みいただけると嬉しく思います。

初心に帰る時、テンポはやや遅めに

私が指揮者として関わっています、とあるギターアンサンブル、

緊急事態宣言が発令される度に、練習を中止という状況でした。

昨年から、2ヶ月くらい練習に出席して、2ヶ月ぐらい練習が休みになったり、

こんな調子でして、今日の練習は2か月間の練習中止以来の久しぶりの練習日となりました。

 

当初、10月に公演を予定していたのですが、

大事を取って、来年4月に延期となりました。

ということは、練習スケジュールに余裕が生まれました。

そこで、私の練習プランとしまして、楽譜が配られてまだ時間が経っていない時に立ち返って練習に取り組むというもの。

まあ、初心に帰るという心境。

その際、それぞれの曲の練習、本番に予定しているテンポよりもやや遅いテンポにして練習。

 

実は、この方法、非常に効果的でした。

長いブランク期間があった後の練習ですから、これまでに取り組んできた内容を忘れているだろうかなあと思っていたのですけれども、

テンポ設定を遅くしたことにより、演奏に余裕が生まれ、案外忘れていないことを実感。

その結果、丁寧な音楽作りとなり、新たな試みも出来たりと、実に収穫の多い練習となりました。

ただし、技巧的に大変な曲をあえて避けての練習メニューでしたけれど。

 

楽家の基本ですが、本来のテンポよりも遅いテンポで練習することは、

どんな楽器でも必須内容。

そうでなければ、出来ることも出来なくなります。

はやいテンポで出来なければ、テンポを遅くして練習する、

その内容が良ければ、絶対に上手になりますね。

今日はそのことを実感した1日でした。

定期考査の時期です

1学期が終わりになると、生徒たちは期末考査の勉強に四苦八苦していることでしょう。

ちなみに、私が非常勤講師として勤務している学校、世間よりもはやくに定期考査が終わりました。

私が担当する音楽の場合、学期末に定期考査を実施することが多いのですが、

今年度は大変!

中学1年生から高校2年生までの5学年、科目数で5科目の考査問題を作成して、

昨日までに採点も終えました。

 

 

なかなか大変な業務でしたので、実は少々疲れ気味の私。

でも、まだ来週以降も学校の職務は残っています。

がんばらないといけませんね。

マーラーのアダージェット

ある時、私はマーラー交響曲第5番の演奏体験を持ちました。

ただ、そこのアマチュアオーケストラの練習で、私は本番指揮者が欠席の際に指揮するという、いわゆる練習指揮の職務を担当していました。

いや~、大変でしたよ、どうやって演奏を組み立てていったらいいのか、

当時の私なりには大変苦労した覚えがあります。

 

練習では、出番の多い楽器が出る楽章から先に取り上げますが、

この曲の第4楽章「アダージェット」は大抵練習時間の最後に取り上げられることが多かったのでした。

思わず、あるヴァイオリンの方が「ああ、やっと音楽が出来る」なんてボヤいていましたね。

他の楽章が難所のオンパレード、とても余裕を持って演奏する精神状態にはなかなかなれなかったのでしょうねえ。

 

昨年からのコロナ禍の状況により、人々の癒しになる音楽として、

マーラーのアダージェットは相応しいのかもしれませんね。

ちなみに、こんな曲です。

youtu.be

 

ところで、この曲が映画「ベニスに死す」で取り上げられたことは、この曲の人気を押し上げた大きな要因ですね。

この映画、今から50年前の1971年制作のものだとか。

また、その映画の原作がドイツの作家、トーマス・マンの『ヴェニスに死す』なんだとか。

映画を観たこともなく、原作を読んだこともない私。

さあ、どちらからすればいいのだろうか?

ブラームスのピアノ四重奏曲第1番

いきなり、曲名をタイトルにしました。

曲のデータをまず手抜きですがWikipediaで記しておきます。

ja.wikipedia.org

 

私がこの曲を知ったのは、手順がまるで逆。

シェーンベルクが大規模オーケストラに編曲した版で最初に知りましたのが当時高校生の私。

その演奏はこんなもの。

youtu.be

 

「うわ~、この曲弾きたいなあ」

とは思うものの、こんな願いは叶うことはなく現在に至るのです。

それよりも、「原曲はどんなんやろう?」とも思うようになり、

やがて原曲を聞くように。

youtu.be

 

こういった学習、例えばムソルグスキー組曲展覧会の絵」なんかでも有効です。

まあ、原曲のピアノで聞くことよりも、現在ではラヴェル編曲による管弦楽版が圧倒的に有名ですけれども。

 

話をブラームスに戻します。

今の私、この曲は自分自身の勉強の手段にしていますが、

演奏を目的には考えていません。

演奏の予定はまずないけれども、好きな曲という印象から始まったものの学習は、

きっといろいろと役立つことと思ってのことです。

ということで、今日は調律したばかりのピアノで、この曲のピアノパートでも弾いてみますかな。

時折、滅茶苦茶難しいパッセージがありますけれども。

ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は2曲ある?

久しぶりにベートーヴェンをネタに書きます。

昨年はベートーヴェンイヤーでしたから、本来ならば彼の作品が世界中で演奏されるはずでしたが、

コロナ禍の状況ということで、演奏はされましたけれども、制約は非常に大きかったのでした。

ということで、期待した盛り上がりは見られなかったのは仕方がないですね。

 

実は、2018年にこんなコラムを私のサイトで書いていました。

hiratea.jimdofree.com

 

2018年1月にベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の演奏に関わっていました。

といっても、あの有名なニ長調の方ではなく、

ハ長調 WoO 5 というマイナーなもの。

この作品、第1楽章の途中までしか残っていないので、

後にいろんな方が第1楽章の失われた部分を補筆しています。

私が演奏体験を持った版はドイツの音楽学者であるヴィルフリード・フィッシャーが補筆した版。

実は、その版と思われる演奏がYouTubeに上がっていたのを発見しました。

youtu.be

 

この曲、楽譜の独占権があるのか、一般にオーケストラの楽譜とスコアは販売されていません。

出版社から楽譜をレンタルしないといけないのです。

再び演奏したいのだけれども、あまりにも演奏するためのいろいろなことを考えると、

どうしても二の足を踏んでしまうのです。

当時、一緒にオーケストラで弾いたメンバーの一人が

「もう弾くことはないだろうなあ」

なんておっしゃっていましたが、

仕方がないのかなあ?

今日の枚方の最高気温

我が地元、大阪府枚方市は、しばしば最高気温ランキング上位10位以内に登場します。

実は、昨日の最高気温は31.5℃、全国第7位でした。

そして、今日の最高気温も31.6℃、全国第6位でした。

 

ところが、私は連日、仕事の関係で自宅にはいません。

今日なんて、帰宅時間は夜の7時30分くらい。

地元にいたら「暑くてたまらん!」とボヤいていたことでしょうねえ。

チューバのコンチェルト

2018年、私は生まれて初めてチューバの協奏曲をオーケストラの一員として体験しました。

曲はケッツァーのチューバと弦楽合奏のためのコンチェルティーノ、

そう当時は思っていましたが、

作曲者の名前、正確にはクーツィールというのが正しいのだとか。

まあ、オランダ語なのでねえ、難しい。

ということで、作曲者のデータはWikipediaで記しておきます。

ja.wikipedia.org

 

他にもチューバの協奏曲、あるのでしょうけれども、

私はなんとなく、コントラバスと事情が似ていると思ってしまうのです。

だってねえ、低すぎる音ですからね、独奏にはかなりの不向き。

ということで、曲数も限られていますから、レパートリー拡大に多くのソリストは苦労していることも共通項。

なので、どうしてもチューバの協奏曲となると、ソリストに親近感を覚えてしまうものです。

 

演奏した当時、珍しい曲の演奏体験が出来たことに喜んでいましたが、

今は、再び演奏機会に恵まれないかなあと思うように。

先日、第3楽章だけですが、素敵な演奏がYouTubeで見つかりましたので、貼り付けておきますね。

youtu.be

 

いかがですか?

ひょっとしたら、夢の関西ダービーがあるかも?

関西ダービー

これ、プロ野球の話。

交流戦では阪神vsオリックスが、この関西ダービーに当てはまります。

阪神ファンの私ですが、この対戦の際、なんとなくどちらもがんばれと思ってしまいます。

しかも、今年は阪神からオリックスに移籍した能見投手がいますからねえ。

 

ところで、セ・リーグでは阪神が首位を独走中。

そして、パ・リーグでは、なんとオリックスが首位なのです。

これを書いている段階では、本日の試合結果を反映していませんけれども、

こうなると、関西人なら想像してしまうことがあります。

それは「○○シリーズ」での関西ダービー

 

おいおい、伏字かよ、なんて思われますが、

これ、うかつに書いてしまうと、逃してしまうのではないかといった肝っ玉の小さな私なので、あえて伏字。

 

でもでも、こんな希望が持てるなんて、幸せではありませんか!

ただ、ハードルは高いです。

どちらのリーグでも「リーグ○○」する後に、クライマックスシリーズを勝ち進んでいかないといけないのです。

そこで敗退してしまったら、そこでおしまい。

夢の関西ダービーは幻となってしまうのです。

 

なので、あまり大っぴらに発言しないように。

発言するなら「ひょっとしたら、、、、」ぐらいに留めておきましょう?

携帯電話の機種変更

昨日まで使っていた携帯電話、そろそろ4年となりまして、いろいろと不都合が生じてきました。

ということで、ここは思い切って機種変更を昨日してきました。

 

1週間ぐらい、いろいろと下調べを行った後に、お店で手続きをしたのですけれども、

お店での時間が長い!

仕方がないのでしょうかねえ、2時間いました。

 

ところで、面倒なデータ移行をなんとかこなして、今ようやく使えるようになったのですけれども、

こういう時の私は、だいたい使い慣れるのに時間がかかります。

多分、2週間ぐらいは苦労するのかなあ?

文化祭

非常勤講師として勤務している学校、

昨日が文化祭でした。

 

通常、非常勤講師という立場の場合、文化祭に出席する場合は、完全にお客様。

私の場合、これまでは出席をしていませんでした。

 

ですが、現在勤務している学校の文化祭、昨日は出席しました。

理由は、ある音楽系クラブの指導を担っているからです。

 

昨日の文化祭では、指導担当するクラブは10分を超える演奏時間のステージを午前と午後と2ステージをこなしました。

温かいお客様の拍手に包まれ、いい時間を過ごすことが出来ました。

 

私は指揮者として出演しました。

実は、コロナ禍の状況のため、指揮者としてステージに立つことは2年ぶりとなりました。

子どもたちに満足な演奏環境を作ってあげられたか、指導中は自分自身で不安に駆られたり、自信を無くすことがありましたが、子どもたちの能動的な頑張りに救われました。

昨日の演奏、私の中では大満足でした。

 

コロナ禍の状況、なかなか思うようなクラブ活動が展開できない状況、

クラブとしても今後の活動展開をいろいろと模索している状況ですが、

私も微力ながら部員たちの音楽作りに関われたらいいなあと思っています。

 

本当は、昨晩にBlogを書くつもりが、疲労困憊で帰宅してしまい、今書いているのでした。

だってねえ、まるで専任教員の頃に戻ったように椅子を運んだり、譜面台を運んだり、楽器を運んだり、いろいろと働いていたので、体のあちこちが痛いのでした。

あ~、運動不足ですかねえ?