コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

枚方凍氷

昨日、NHKにて放送の「ドキュメント72時間

我が地元、大阪府枚方市にある「枚方凍氷」が取り上げられていました。

番組の内容は以下のサイトをご覧ください。

www.nhk.jp

 

お店に関するサイトは以下のものをご覧ください。

hirakataice.com

 

ここのかき氷、地元民だけでなく、遠方から駆け付けるほどのファンがいるくらいの人気店。

私も食べたことはありますけれども、安くて美味しい!

そして、なんだか昭和の香りがする懐かしい風景なんですね。

時間があったら、また食べに行こうかなあ?

G線上のアリアを弾きます

今月23日に出演予定のウクライナ支援チャリティーコンサート

バッハの「G線上のアリア」をコントラバス独奏で弾く予定です。

 

実は、この曲のことを今年の5月にこのBlogでいろいろと書いています。

hiratea.hatenablog.com

 

ところが、今度出演予定の公演では、良く知られたいわゆる「G線上のアリア」ではない作品を弾くのです。

どういうこと?

 

19世紀イタリアのコントラバスヴィルトゥオーゾで作曲家で指揮者だったのが、

ジョヴァンニ・ボッテジーニ。

彼の作品で”Meditazione (Aria di Bach)”というものがあるのですが、

これが「G線上のアリア」と呼ばれる元となった作品である

管弦楽組曲第3番」より第2曲「Air」から、コントラバスとピアノのために編曲されたものなのです。

つまり、今回はこれを基本にして弾くということなのです。

 

コントラバスを弾いてもうかなり長いキャリアになる私なのに、

このボッテジーニによる編曲版の存在、認識不足でした。

「そういえば、そんな作品があったかなあ?」みたいな不勉強な私だったのです。

バッハのアリアを演奏する場合、これまではなんの迷いもなく

G線上のアリア」をそのまま弾いていたのでした。

ところが、ひょんなことからボッテジーニ版の楽譜を見ていると

「一度、試してみようか」と思うように。

 

まだ自宅で弾いている段階ですが、

このボッテジーニ版、楽器がよく鳴る感覚になります。

練習していて気持ちがとてもいいのです。

そして、今回の演奏では、ボッテジーニ版にない工夫も織り交ぜます。

その中身は?

それは当日のお楽しみに。

この試み、私の中ではなかなか味わい深く、

上手くいけば、今後の演奏活動に採用する版となりそうです。

ウクライナ支援チャリティーコンサート Vol.3

ロシアによるウクライナ侵攻が始まったのが今年の2月。

あれから半年以上が経過しました。

状況は残念ながらよくなっていないのが現状。

一刻も早い終結が望まれるというのに。

そして、この戦争で多くの方が犠牲になり、多くの方が何らかの被害を被ることとなりました。

長期化する今だからこそ、支援活動の継続が必要と思っています。

侵攻勃発からウクライナ支援に音楽家として関わってきた私なので、

この度、主催者側からの要請を受けて、

ウクライナ支援チャリティーコンサート Vol.3 に出演することとなりました。

 

私が演奏するコントラバス独奏は以下のとおりです。

エルガー / 愛のあいさつ

・バッハ(ボッテジーニ編曲) / G線上のアリア

グリエール / 間奏曲(インテルメッツォ)

 

入場は無料ですが、予約が必要です。

以下のフォームからご予約下さい。

docs.google.com

 

詳細は主催者ホームページからご覧ください。

www.kyotanabe-musicians.org

今日の枚方の最高気温

9月に入ったのに、まさか最高気温についてのことをBlogに書くとは!

我が地元、大阪府枚方市の本日の最高気温、33.4℃

全国ランキングで第5位タイでした。

 

一時期の猛烈な暑さに比べれば、多少は過ごしやすくなったのですけれども、

やっぱりまだまだ夏の空気です。

 

ちなみに、全国第1位タイは、和歌山市友ヶ島の33.8℃だったとか。

その友ヶ島については、こんなWeb記事がありました。

otent-nankai.jp

 

アニメの世界はまるでわからない私ですけれども、廃墟を見るのは興味がありまして、

いつかは行ってみたい島ですね。

さあ、この願いは叶うのでしょうか?

久石譲のVariation 57

先日、「となりのトトロ」を金曜ロードショーで見ていた私、

その音楽は、勿論あの久石譲

彼の固定されたイメージは「スタジオジブリで有名な」というものが付きまとうのですが、

彼が作曲した現代音楽に、昔から興味がありました。

そうそう、2015年に初演された「コントラバス協奏曲」が、そのきっかけでした。

あの曲、とても魅力的な作品ですけれども、あんなに難しい曲、私は弾く機会はまずないだろうなあ。

 

ところで、今年の3月、「Variation 57 ~2台のピアノのための協奏曲」が大阪にて演奏されました。

この公演、是非聞きたかったのですけれども、勤務校での成績処理に追われて伺えず。

残念に思っていました。

ですが、2019年に作曲されたチェンバーオーケストラ版がYouTubeにてアップされてあるのを見つけました。

youtu.be

 

とっても面白く、楽しめるコンテンポラリーといったところでしょうか。

ただねえ、演奏はとっても難しそう!

ちょっとの油断で演奏は破綻の危機に陥りそうな、そんなにも演奏困難な曲と思えました。

 

この曲の演奏が普及するには、物理的なハードルがなかなか高いのですけれども、

これは一度経験してみたいなあ。

9月1日は始業式?

私が高校生だった頃まで、始業式は9月1日でした。

前日の8月31日の夜なんて「あ~、夏休みが終わってしまう!」みたいな悲しい気持ちになってしまうこと、多くありました。

大学生になると、9月1日はまだまだ夏休みの最中。

私、大学を2回行きましたから、この贅沢を8年間味わったことになりました。

 

大学を卒業して、すぐに専任教員の職務を5年間。

就職して行事予定表を見て衝撃を受けました。

なんと、8月25日から授業が開始されていたのでした。

当時、その学校は2学期制、夏休みの後の8月25日は始業式もなく、

いきなり通常授業でした。

当時、教員も生徒たちも、なかなか辛かったのではなかったのでしょうか?

 

ところで、私が非常勤講師として勤務している学校、今日が2学期始業式です。

一見、昨日までが夏休みと思われがちですが、

特別授業期間として、なんと8月15日から授業が毎日6時間あったのでした。

私も木曜日に中学1年生と高校1年生の授業を行ってきました。

これも辛い!

ちなみに、今日の私、始業式には出席しませんので、

しっかりと音楽の勉強を自宅でします。

マルタ・アルゲリッチ&フレンズ

朝から凄いものを見てしまいました。

NHK-BSにて放送の「クラシック俱楽部」

放送時間が早朝の5時というのはなかなか起きれないので、

録画してあったものを朝食後に視聴。

 

フランクのヴァイオリン・ソナタ

こんな曲だったかなあ?

というくらい、びっくりすることの連発。

昔、私がコントラバスで弾いたことや、ピアニストとして弾いたことがなんだったのかと思うくらいの衝撃。

 

ピアニストとして、勿論あんな凄いことは絶対に真似できません。

随所に出てくる重低音のインパクトは絶大。

アルゲリッチ節が炸裂していて、ヴァイオリンの辻彩奈さんも負けないでけしかける、

こんな火花バチバチの演奏に驚いた私。

 

アルゲリッチさん、なんと81歳だそうです。

音楽に老いは全く感じられないのが信じられないこと。

どうなっているのでしょうか?

 

今日はずっとフランクが頭の中を流れていきそうです。

秋が近づいたらブラームス

とあるテレビ番組にて、ある有名なピアニストが出演して、

彼が弾きたいピアノ曲のことが、SNSで話題になりました。

一応、仕事としてピアノも弾く私なので、その作品のことをちょっと調べてみました。

 

ブラームスの間奏曲(インテルメッツォ)Op.118-2 のことです。

楽譜も持っていたので、ちょこっと弾いてみました。

実に味わい深い素敵な作品ですが、

私はピアニストとしてソロを人前で弾くということをずっとしていないので、

この曲を公式に弾くということはないのかなあ?

 

ところが、素敵な編曲での演奏を見つけてしまいました。

その演奏動画を貼り付けておきます。

youtu.be

 

これ、クラリネットとピアノによる演奏。

夏が終わり、やがて訪れる秋の音に聞こえてならない私、

今の私は、こちらの方がしっくりくるようです。

ピアニストとしての仕事では、ソロ以外の完全に「あわせもの」専門なので、こうなるのかなあ?

マルチ音楽家:オッリ・ムストネン

オッリ・ムストネン

または、オリ・ムストネン

いやいや、オリ・ムストーネン

などなど、いろいろと名前の呼び方があるようですが、

彼のことを詳細に語るのは、Wikipedia記事を紹介することでお許しを。

ja.wikipedia.org

 

彼のこと、2009年に来日してNHK交響楽団を指揮した際に初めて知りました。

ピアニストであり指揮者であり作曲家というマルチ音楽家ということに興味を抱き、

当時放送の番組「N響アワー」で演奏を聞きました。

ムストネンが作曲した作品を彼自身が指揮をしたり、

ベートーヴェンのピアノ協奏曲ニ長調 Op.61a を弾き振りしていたりと、

なかなか面白い内容だったことを記憶していました。

 

実は、彼のこと、その時以来すっかりと思い出すことはなかったのですが、

彼の作品が今年の夏に日本で演奏されたという情報を知り、

再び関心を抱くように。

 

その作品、九重奏曲第2番というもの。

編成はヴァイオリン4,ヴィオラ2,チェロ2,そしてコントラバスの9人。

文字だけで説明するのは大変だ、こうなったら演奏動画を貼り付けます。

youtu.be

 

私、一気に気に入りました。

確かに一筋縄ではいかない難しさが演奏者にありますし、

聴き手も聞くには少々難しく感じることもあるでしょうが、

聴けば聞くほど、私には作品の魅力にハマっていきました。

 

さて、作曲者は現在もバリバリに活躍されていて、

こういう作品を入手するのは困難なのかと思われがち。

調べてみると、ドイツのショット社からレンタル譜で取り扱っているようです。

www.schott-music.com

 

あ~、弾いてみたいけれども、出来る見込みはないような気もしてねえ。

どうなることか?

戦没作曲家 尾崎宗吉の音楽

8月15日の終戦記念日NHK-BSにて放送された「クラシック俱楽部」

テーマは太平洋戦争で若くして亡くなった作曲家・尾崎宗吉の作品を特集していました。

放送からもう日にちが経ってしまいましたが、録画していたものをようやく視聴しました。

www.nhk.jp

 

将来を嘱望されながらも、戦争という悲劇のために命を落とすということは、

実に悲しいことであり、とても残念なことです。

そんな彼の作品、現存する作品数は非常に少ないのですが、

番組では多くの室内楽作品が演奏されて、

資料的にも大変貴重なものと思いました。

 

番組最後に演奏されたチェロとピアノのための作品「夜の歌」

この作品を聞くのは、現在のウクライナ情勢が脳裏に浮かび、

聴いていることそのものが辛い心境になりましたが、

逆に大変貴重な作品にもなると感じた次第。

楽譜も入手できるようなので、

これをコントラバスでも弾いてみようかなあ?

 

他にも興味深い作品ばかりでした。

作品としてもしっかりとしたものばかりなので、

もっと広く演奏されてもいいのになあ。

彼の作品を演奏すること、すなわち平和を願うということでもありますからね。

セロ弾きのゴーシュ

宮沢賢治の童話『セロ弾きのゴーシュ』は私の大好きな童話です。

原作の童話を読み漁るだけでなく、

関連する書籍を読み漁り、

好きすぎて、1982年に出たアニメ映画を見ていたり、

挙句の果て、岩手県花巻市まで旅したり、

とにかく、私はこの作品のファンなのです。

 

NHK-Eテレにて昨日放送の「クラシック音楽館」を録画して、

今日になって視聴しました。

視聴の理由は簡単、林光のオーケストラのための童話「セロ弾きのゴーシュ」が演奏されたものを見たかったからです。

www.nhk.jp

 

ストーリーを知り尽くしている私にとって、

林光によるこの作品は、実に楽しく、そして夢が溢れる世界に導かれる、素敵な音楽作品でした。

素朴に「これ、弾きたいなあ」と思った私でした。

とにかく、見ていて聞いていて、面白いと思ったのでした。

 

遠い昔、セロ弾きのゴーシュを改題して、音楽作品を作れないかなあと思った無謀な企画を思いついたことがありました。

題して「バス弾きのひらてぃ~」

勿論、そんなこと実現するはずもなく、企画倒れとなったのでした。

やっぱり、セロ弾きのゴーシュは、チェロがメインでないとね。

 

放送を見て思ったことは他にも。

それは、もっとこの作品が演奏されたら、きっといろんな人が喜んで聞いてくれるのになあということ。

そうそう、素晴らしい作品は、たくさん上演して、人々を楽しませてほしいものです。

ケーブルテレビニュースに取り上げられていました

今月11日に出演しましたピアノコンチェルト公演、

京都府南部地域のケーブルテレビ、KCN京都にて放送されました。

放送の内容はテレビ局のYouTubeチャンネルにて見ることが出来ます。

youtu.be

 

動画時間の8:35から11:02までに公演の内容が紹介されています。

オーケストラの活動の一端が垣間見えるものですので、よければご視聴くださると嬉しく思います。

となりのトトロ

本日、日本テレビにて放送の金曜ロードショーは「となりのトトロ」でした。

普段は滅多に映画なんて見ない私ですが、

なぜだか、今日の放送をしっかりと見てしまいました。

 

私、このアニメ映画を基に作られた久石譲作曲「オーケストラストーリーズ となりのトトロ」が大変好きでして、

この作品の演奏も経験したことがあるのですよ。

オーケストラストーリーズ となりのトトロ久石譲作曲)のスコア表紙

いや~、映画を見ていて、楽しい時間でしたねえ。

なんか、夏休みに見るには気分がいい映画。

そして、随所に出てくる音楽が素敵。

オーケストラストーリーズで演奏した際、ナレーションが入っていましたので、

そのこともあり、演奏していて感情移入が出てきてしまい、私自身がステージ上で涙を流したこともあったかなあ。

その演奏、お客さんも何人か涙を流しておられたように見えましたけれどもね。

なんだか懐かしい思い出です。

 

ということで、またまた「オーケストラストーリーズ となりのトトロ」を演奏してみたいなあ。

演奏時間も25分くらい、退屈なんて全くしませんし、

演奏者もお客様も一体となって楽しめる素敵な時空間が味わえますしね。

楽器編成が大掛かりなので、少々物理的な準備が大変ですけれども、

演奏すればお客様は絶対に大喜び間違いなし!

これ、嘘ではありません、本当ですよ。

お盆休み終了

6日間のお盆休みが今日で終了しました。

何をしたというわけでもなく、

のんびりと過ごしていたのですが、

昨日と今日の大雨は、少々心臓に悪いですね。

もうちょっと、穏やかに雨が降ってほしいもの。

 

そして、明日は非常勤講師として勤務している学校に出勤。

中学1年生の授業が入っています。

8月15日から夏季特別授業期間が始まっている学校なので、

まるで北海道の学校のように、この時期から授業です。

あ~、大変だ。

只今、お盆休み中です

今月11日の本番の仕事を終えて、

只今はお盆休み中。

特に何をするというわけでもなく、

休息期間としています。

 

実は、なんと今月18日に非常勤講師として勤務している学校に出向くので、

(夏季特別授業期間で授業があるのですよ!)

お盆休みは6日間。

今日で折り返しとなりました。

残りの3日間、

しっかりと充電しておかないとね。