コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

音楽

「ピーターと狼」の点と線

昨年の6月にこんなBlog記事を投稿していました。 hiratea.hatenablog.com そうそう、プロコフィエフの「ピーターと狼」は楽しくて、でもまだ私は演奏体験がなくて、いつか演奏してみたい作品。 そんな思いがあった私、ある日に本屋で見つけた次の本が私を楽…

マーラーの交響曲第4番の室内楽版

私のコントラバス奏者としての演奏活動、 オーケストラ奏者としては、小さな編成での活動がメインとなっていて、 大きな編成の曲を演奏することは極めて稀なこととなっています。 実は、マーラーの作品なんて、とても好きなのに、 演奏履歴は交響曲第5番のみ…

朝から演奏してきました

本日、朝から本番でした。 昨日、こんなBlog記事を投稿していました。 hiratea.hatenablog.com 私が弾いた曲はソプラノ歌手との共演でジャスナンバーを2曲、 私のコントラバス独奏はエルガーの「愛の挨拶」に 無伴奏コントラバスでギュットラーの「グリーン…

クラシックとジャズの両方を弾く予定

本日、以下の公演のためのあわせ練習でした。 www.kyotanabe-musicians.org あわせ練習では、まずエルガーの愛の挨拶をして、 その後、ソプラノ歌手との共演曲目を練習。 ソプラノ歌手とピアノとコントラバスでの演奏曲目は、 ・ガーシュインの「ボギーとベ…

ピアノコンチェルト三昧の演奏会は終了しました

昨日のことですが、ピアノコンチェルト三昧の演奏会、終了しました。 hiratea.hatenablog.com いや~、疲れましたよ。 でも、心地よい疲れですね。 オーケストラとしての出番は2時間30分弱。 ソリストさんたちの思いを大切に、心を込めて演奏させていただき…

ハイドンは楽しい作品がいっぱい!

昨晩、NHKのEテレで放送の「Classic TV」を見ました。 だって、私が敬愛してやまない、ハイドンが特集だったからです。 www.nhk.jp 不思議なのですけれども、ウィーン古典派の作曲家3人のハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの中で、 ハイドンはどうも人…

コントラバスで弾く、エルガーの「愛の挨拶」

以前に、こんなBlog記事を投稿していました。 hiratea.hatenablog.com このことがきっかけで、この曲の演奏解釈を大幅に変更してしまった私、 今月9日に予定している以下の公演にて、この曲を演奏予定。 www.kyotanabe-musicians.org ところで、悩ましい問題…

ベートーヴェンの「シュテファン王」管楽合奏版

昨年、こんなBlog記事を書いていました。 hiratea.hatenablog.com この時、ベートーヴェンが書いた劇の付随音楽「シュテファン王」の序曲について書きました。 私、昔から結構気になっていた作品だったのでした。 実は、この時に、私が非常勤講師として勤務…

アルペジオーネ・ソナタとギター

シューベルトのアルペジオーネ・ソナタは、私にとって大変に思い出深い曲。 私がドイツ短期留学中にこの曲の演奏体験がなかったら、 きっと音楽家にはなっていなかったでしょう。 大変にこだわりを持っているこの曲、 10年前に、こんな文章を残していました…

バッハのチェンバロ協奏曲

昨日に引き続き、来月出演予定の公演プログラムから、気になる作品を書きます。 hiratea.hatenablog.com バッハのチェンバロ協奏曲第1番ニ長調 BWV1052 から第1楽章を演奏の予定。 恥ずかしながら、私はこの曲のことを知らないで今まで生きてきました。 どん…

モーツァルトのピアノ協奏曲k.415

来月出演予定の公演、 hiratea.hatenablog.com こちらの公演、実は古典派作品の割合が多く、 ハイドンのピアノ協奏曲第11番は2年ぶりに弾きますし、 ベートーヴェンのピアノ協奏曲は第1番のハ長調と第5番「皇帝」を弾きます。 そして、モーツァルトも取り上…

欲しい楽器があるのですが

本日、とあるギターアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。 練習曲目に、ビゼーのカルメンから3曲抜粋で練習。 その中の1曲、アラゴネーズを練習している際、 ふと思ってしまったのでした。 打楽器が欲しいなあ 先日、こんなBlog記事を書いていました。 h…

シューマンのピアノ協奏曲

来月出演予定のピアノコンチェルトの演奏会、 hiratea.hatenablog.com しつこく宣伝のためのBlog記事を書きます。 今日はシューマンのピアノ協奏曲について。 公演では、第1楽章と第3楽章を取り上げます。 この曲、オーケストラで弾いたこともありますし、 …

サン=サーンスの「エジプト風」

来月に私がコントラバス奏者として出演するピアノコンチェルトの演奏会、 hiratea.hatenablog.com 演奏予定のプログラムの中に、 サン=サーンス「ピアノ協奏曲第5番”エジプト風”」より第1楽章があるのですが、 昨日、テレビで演奏が放送されていましたので…

ピアノコンチェルト三昧の演奏会に出演します

2年前からお世話になっています、京田辺の小さなオーケストラ、 来月にピアノコンチェルト三昧の演奏会を開催。 今日はそのお知らせをさせていただきます。 チケット購入は以下のサイトからが比較的便利です。 passmarket.yahoo.co.jp 私はこの演奏会に2年前…

カルメンを勉強中

11月に指揮者として関わっています、とあるギターアンサンブルが演奏会を予定。 そこで演奏予定の曲目にビゼーのカルメン組曲があります。 当日はその中から3曲を抜粋して演奏予定。 クラシックギターだけのアンサンブルなので、 どういった音作りをしないと…

お寺で演奏してきました

昨日は京都府京田辺市にあります、一休寺にて演奏してきました。 昨日の夜には、主催のピアニストさんがBlog記事にてレポートをアップしていました。 あまりの早い仕事にびっくりの私。 その記事がこちら。 ameblo.jp お寺での演奏、素敵な畳部屋の空間での…

明日はコントラバス奏者です

明日、こんな演奏会にコントラバス奏者として出演します。 hiratea.hatenablog.com サックスとの室内楽なんて初体験の私、 とっても楽しみな心境。 ちなみに、私のコントラバス独奏は以下の曲目。 <コントラバス&ピアノ> ・サン=サーンス/組曲「動物の謝…

お寺で演奏します

演奏会の出演のお知らせです。 6月25日(日)14時から、京都府京田辺市にあります一休寺にて、 以下の内容のコンサートに出演します。 サックス&ピアノユニット「ティーモ」の演奏に、私がコントラバスでゲスト出演。 コントラバス独奏をして、ティーモさん…

同じ音程の音は同じ音量では弾かない

本日、とあるギターアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。 今日の練習で少しこだわったところがありました。 それは、同じ音程の音は同じ音量では弾かないということ。 例えば、「♪ミ|ララララ」みたいに同じ音程が4回続いたメロディがあったとします。…

「らんまん」と西洋音楽

4月から、NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」を見続けています。 www.nhk.jp さすがにリアルタイムで視聴することは不可能なので、 録画をしておいて、休みの日で一気に1週間見るということをしています。 実は、何気に気になったのは、番組の中で扱われる西…

ショパンのチェロソナタ

昔からショパンが好きだったこともあり、 ピアノを弾くことを好んでいますし、 そしてコントラバス奏者であることから、 昔はよくショパンのチェロ作品を多く演奏していた時期がありました。 今はピアノ協奏曲を演奏することが多い私ですが、 たまに自宅でシ…

ビゼーのカルメンをギターで弾く

本日、とあるギターアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。 11月の公演に向けての練習が続きますが、 私が指揮する曲目の中に、ビゼーのカルメンから抜粋で3曲取り上げることになっています。 さすがに、クラシックギターの性質上、またメンバーの力量か…

aubade

生きてきて、恥ずかしいなあと思ったことのひとつが、 漢字やアルファベットのスペルの読み方を知らなかった時。 読めなくて、人から「そんなことも読めないの!」と言われることなど、これまでにどれだけあったことか! 昔、aubade というスペルを見た時 「…

弓のトラブル

私が使っているコントラバスの弓、 とてもいい弓なのですけれども、 昔から結構いろいろと故障があったりと、厄介なのも事実。 でも、結構高額なものですからねえ、 1999年3月から使って24年、やっぱり大切にしたいもの。 でも、次の記事を見て、こうなった…

戦場のピアニスト

2002年の非常に古い映画ですが、 日本では2003年に公開された「戦場のピアニスト(原題:The Pianist)」は、 当時の私には大変にショッキングな映画であり、 簡単にはここで映画の内容は表現できないほどの、 あまりにも深遠な意義深い映画です。 私はこの…

悪魔の家

「悪魔の家」といえば、 横溝正史の著作のタイトルを思い浮かぶのか、 心霊スポットの場所を思い浮かぶのか、 どちらにしても、あまり気持ちのいいものではありません。 勿論、そんな家に私は住みたくありません。 ですが、これが音楽の話題だと別の話。 私…

サクソフォーンは素敵な楽器です

昔、ビゼーの「アルルの女 第2組曲」をオーケストラで演奏していて、 間奏曲や有名なメヌエットで、アルトサクソフォーンの音を聞いて 「いいなあ」と新鮮な気持ちでステージにいたことを覚えています。 まあ、クラシック音楽を専門としている私にとって、 …

99歳のピアニスト、メナヘム・プレスラーさんが亡くなりました

20世紀を代表する偉大なピアニスト、 メナヘム・プレスラーさんが昨日(5月6日)亡くなられたそうです。 99歳でした。 英語のソースで以下に貼り付けておきます。 music.indiana.edu 私、彼が創設したピアノ三重奏団「ボザール・トリオ」のCDで、プレスラー…

私もベース弾きなので

当然のように知られた事実ですが、 私はコントラバス奏者です(知ってるわ!と声が聞こえてきそう)。 コントラバスのこと、よく「ベース」と括られること、多くあります。 ジャンルが変われば、私もベース弾き。 ということで、今日は以下の番組を見ました…