クラリネットを愛好されている方なら、
Grand Duo Concertant
と聞けば、ウェーバーのクラリネットとピアノのための作品を思い浮かぶことでしょう。
でも、私はコントラバス奏者、この作品のことを今から書くのではありません。
来年生誕200周年を迎えるイタリアのコントラバス奏者で作曲家のジョヴァンニ・ボッテジーニの作品のことです。
彼の残したグラン・デュオ・コンチェルタンテ(日本語に直訳したら「協奏的大二重奏曲」というなんとも堅苦しい曲名になってしまう)は、
今の私にとっては演奏してみたい曲の一つ。
元々はコントラバス2台とピアノの曲だったのですが、
後にヴァイオリンとコントラバスのための協奏的作品に編曲され、
今日では、ヴァイオリンとコントラバスによる版がもっぱら演奏されます。
伴奏はピアノでも、弦楽合奏でも、オーケストラでも、どれでも楽譜は出版されています。
私がこれまでにこの曲を3回演奏してきました。
そのどれもが大変に思い出深いものでした。
演奏効果も抜群な曲でして、演奏時間も15分くらいと手頃。
ところで、1年以上も前に、以下のYouTube動画を見つけました。
これを見て、もう笑っちゃいました。
さすがに、あんな演奏とネタ(?)は私には出来ませんけども、これを見てから
「またこの曲を弾いてみたいなあ」
との思いが再燃したのでした。
来年、弾けるかなあ?