コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

小さな都市に出来た小さなオーケストラ

私が住んでいます大阪府枚方市の隣に、京都府京田辺市があります。

人口74000人という街に、本日小さなプロオーケストラが誕生しました。

そのお披露目の演奏会があったのでした。

 

演奏内容はニューイヤーコンサートのもの。

ヨハン・シュトラウス2世のワルツやポルカ、そして『こうもり』序曲、

モーツァルトのオペラ『フィガロの結婚』からアリアが2曲。

 

オーケストラを立ち上げたのは、京田辺市楽家協会というNPO法人

昨年に立ち上げたNPO法人がオーケストラを設立ということを聞いた私は驚きました。

たまたま、NPO法人の理事長が学生時代の同期ということもあり、

オーケストラの参加依頼を快く引き受けていました。

果たして、どんなオーケストラになるのか?

 

そして、今日が本番でした。

オーケストラの構成員は現在18名と非常に小さなものでしたが、

逆に、18名以上のボリュームが出たような。

そして、極めて機能的に動けるオーケストラになりそうな予感。

まだまだ伸びしろがあるような感覚ですし、

非常に丁寧な音楽作りが特色のような。

 

それに、小さな都市に小さなオーケストラは、地域の文化貢献に大いに役立つものになるかもしれません。

小さな都市の小さなオーケストラは、この街だからこそ出来る音楽活動が展開されるのかもしれません。

そんなことを密かに期待している私でした。

微力ながら、お役に立ちたいなあと思う次第。

そうそう、音楽はなにも大きな都市に大きなオーケストラだけではないはず。

もっと地域に密接に関わる音楽活動もあっていいはずです。

 

ちなみに、このオーケストラの次回のステージは8月。

京田辺市楽家協会が主催するピアノコンクールの上位入賞者とのコンチェルト共演です。

どんな楽しいステージが待っているのか、

非常に楽しみです。