日本史の戦国時代の中でも最大のクーデターと言われ、
最大のミステリーともいわれている「本能寺の変」
そこに至るまでの明智光秀を主人公として描かれたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」は本日が最終回でした。
実は、昨年の放送開始から44回、
1回も欠かさずに視聴しました。
1年以上もひとつのドラマを継続して見続けるなんて、私は初めての経験。
でも、それだけ、楽しく興味深く見ていました。
歴史の事実関係とドラマではどのように扱われるのか、
そんな歴史好きの観点から見ていたのが、
だんだんとドラマの描かれている世界そのものに感情移入していく自分自身があって、
そして今日が最終回。
謀反人としか思っていなかった明智光秀という人物の見方は、
この大河ドラマを通してみると、これまでの捉え方からは大きく変わったように思いました。
それだけでなく、歴史とは人間の物語なんだということに再認識したもの。
だってね、英語ではhistory、hiは人、storyは物語、
だから、歴史の事実は視点を変えてみるとまるで違う見方にもなるし、
一人の人物を追いかけることも、歴史を知ることの楽しさでもあると思うのです。
まあ、1年以上も見続けましたからねえ、今はちょっと寂しい。
コロナが収束して落ち着いたら、明智光秀の足跡をたどる旅でもしてみたいものです。
私の住むところからなら、案外どこでもすぐに行けそうですからね。