歴史の勉強でよくあることですが、
「昔はこう習った」事柄が、後に事実ではなく、本当はこうだったみたいなこと。
これだから、勉強を続けることは必要なのですね。
事実が違ったということになると、またまた調べる必要があるからです。
ちょっとしたことから、ロッシーニの「弦楽のためのソナタ(全6曲)」を調べることに。
まだ確定したわけではありませんが、今年中にこれを弾くかもしれないからです。
ところで、いろいろと調べていると、気になるBlog記事を発見。
いや~、驚きました。
ロッシーニが12歳で書いた作品とされていたものが、
実は16歳だったということ。
それも、作曲者本人の意図的な捏造によって事実が伏せられていたのですから、余計に驚き!
その捏造の方法は上記のBlog記事をお読みいただくとして、
これを今の時代にしたら、ロッシーニは果たしてどうなるのでしょうか?
まあ、日本なら著作権法に抵触するだけでなく、他の法律にも引っかかりそうです。
こんなことを書いていたら、昔の捏造事件とか、虚偽記載事件とか、いろいろと思い出しました。
やっぱり思います。
嘘はいけません!
追記(2021.5.2)
この曲についての論文がありました。
以下にある日本ロッシーニ協会 文書資料館のサイトから「オペラ以外の作品」に入って、そこに弦楽のためのソナタの項目から見ることが出来ます。
恐らく、ロッシーニに関することを研究するには、非常に便利なサイトです。