私自身、中高一貫校出身でした。
その学校はキリスト教主義による教育方針ということで、週1時間は宗教の授業がありました。
どの学年の時だったかは忘れましたが、旧約聖書の創世記について学習したことがありました。
その時に、天地創造のことを知るのですが、
当時は何のことかチンプンカンプンで全く理解できていないのでした。
ちなみに、どんなことなのか、手抜きですがWikipediaで記しておきます。
まあ、子ども頃なんて、そんなものなんでしょうねえ。
大人になってから「あ~、そういうことなんだ」と理解することが出来るものなのですが、
クラシック音楽をしていると、天地創造の話題が曲の題材として使われることもしばしば。
そこで、最近の私が気になっている曲について書きます。
20世紀フランス6人組の作曲家の一人、ダリウス・ミヨーが作曲したバレエ音楽「世界の創造」のこと。
この曲、演奏動画を見てのとおり、編成が極めてユニークで、しかもジャズのスタイルが織り込められた楽しい曲。
最近の私は、こんな感じの作品が好みのようです。
音楽の内容から、まるで旧約聖書の雰囲気は感じられず、
堅苦しさは皆無です。
この曲の序曲のあとに出てくる「創造の前の混沌」という部分に出てくるコントラバスのフーガ主題は、是非とも弾いてみたいものです。
こんな音楽、もっと演奏されないかなあと思うこの頃。
こう思うのは、やはりコロナ禍の状況だからなのでしょうかねえ?