コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

コンチェルトはソリストとオーケストラとの化学反応が魅力

今月8日、以下のチラシにある演奏会に、オーケストラの一員として出演いたします。

本日がその練習日だったのです。

 

セレーノ・チェンバーオーケストラはしばらく弦楽合奏の公演が続いていましたが、

今回は久しぶりに管楽器を加えて、古典派の協奏曲を3曲。

モーツァルトはピアノ協奏曲第23番、そしてヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」

ハイドンはチェロ協奏曲第2番

 

さあ、どんなことになるのかなあと思いながら練習が進んでいくのですが、

「このオーケストラ、かつてこんなに緻密なことが出来たかなあ」と思うぐらい、

よい化学反応が出てきました。

ソリストのみなさんからの様々なリクエストやアイデアに対して、

オーケストラは極めて謙虚に、しかも能動的に受け応え、

そして一緒に音楽を作り上げていく様子。

このオーケストラ、特にコンチェルトを演奏する場合、いい意味で守りに入らないで演奏するので、

これまでの演奏にある、少々粗削りでも音楽の方向性は面白い、そのようなことに加えて、今回は緻密さが向上してきたような。

そして、オーケストラメンバーにとって、いろいろと勉強になっていることも事実。

なので、これまでの慣習に関わらない新しいアイデアも積極的に取り入れる風潮も生まれたかなあ。

 

なので、今日の練習、時間がどの曲も足らなかったのですよ。

まあ、そこのところは、次回の練習で調整することでしょうから、特に心配は要りませんが、

非常にいい傾向にあることから、当日の演奏が楽しみで仕方がありません。

 

ということで、チケットはまだまだ発売中です。