「おもちゃの交響曲」という曲名の作品があります。
ヴィオラを除いた弦楽合奏に、おもちゃをいくつか使用しての音楽。
私もこれまでに何度も弾いてきました。
私が子どもの頃、作曲家はレオポルト・モーツァルト(モーツァルトのお父さん)だと知らされていました。
もっと以前は、ハイドンの作品と思われていたようです。
ところが、今ではエトムント・アンゲラーという人物による作品だということに。
詳細はWikipediaの記事をご覧ください。
多分、これで作曲家が誰なのかの論争は終止符を打たれるだろうと思われますが、
作品そのものは実に単純明快、とても楽しい音楽。
なんといっても、おもちゃが主役になる音楽なんて、音楽教育の教材にもなるものですね。
勿論、大人がおもちゃを真剣に演奏しても、視覚的に面白いと思われます。
そうそう、もっと気軽に音楽を楽しめることがあってもいいはず。
だってねえ、私はいつもこの作品を弾く時はコントラバス奏者なので、おもちゃを担当することはなかったのです。
その証拠が以下の動画。
まさか、限定公開で自分が映っていることに驚き!(第1楽章のみです)
大人が大真面目におもちゃで遊んでいて、私はどうやら笑いをこらえながら演奏している様子。
先日、偶然に発見した動画でしたが、これを見たら「また演奏できることはないかなあ?」と企んでしまいます。
そうそう、私はまたおもちゃを担当することはないでしょうねえ。
残念!