コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

クラシック音楽の女性作曲家を探してみました

当然のことですけれども、

音楽の前では人は平等であるべきです。

男女においても同様のことです。

 

とはいえ、クラシック音楽を演奏している立場として、これはどうしようもないことがあります。

それは、クラシックの名曲を作曲してきた人物の割合は、圧倒的に男性がほとんどということ。

ただ、今の時代は作曲家の男女比も変わってきていますから、

今後は変化していくかもしれません。

 

そんな中、ある一人の女性作曲家を知ることとなりました。

19世紀フランスで活躍したルイーズ・ファランクです。

いつものことながら、Wikipediaの記事で紹介。

ja.wikipedia.org

 

彼女のことを知ったのは、ピアノ五重奏曲第1番という作品を聞いてから。

素敵でいい音楽だなあと思って調べたら、たまたまヒットしたという具合。

私が気に入ったピアノ五重奏曲第1番とは、こんな曲。

youtu.be

 

同じ編成で第2番もありますし、

木管五重奏に弦楽器4人が加わった九重奏曲もありますして、

コントラバス奏者としては、彼女の室内楽作品を演奏することは、かなり魅力的なことです。

無名な彼女ですが、これからは注目を集めていくことを願うばかりです。

 

かなり昔は「オーケストラは男社会であるべき」とか

「指揮者に女性なんて考えられない」みたいな風潮があったのですが、

今の時代でこんなことを考えていたら、一発アウト。

そんな気持ちも込めての文章でした。