コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

スクリャービンを弾く

私が非常勤講師として勤務している学校、

1学期の授業はもう開始されていますが、

私が担当する音楽の授業は今週からが本格的にスタート。

 

13クラスの授業、今日で全て第1回目が終了。

その中には、新しく入学してきた生徒たちとの授業も開始。

新入生の場合は、初回の授業はほぼほぼオリエンテーション

ガイダンスやアンケート調査を実施したりがほとんど。

そして、授業の終わりに、私が入学プレゼントではありませんが、ピアノを演奏。

まあ、本当はコントラバスを演奏するべきなのでしょうが、

音楽室のスペースがなかなか狭いのと、楽器の運搬が非常に不便な場所に学校があることから、

コントラバス演奏は断念。

 

そのピアノの演奏、今回はちょっと勇気が必要でした。

アレクサンドル・スクリャービン作曲の「左手のための前奏曲」を弾きました。

狙いは左手だけでもピアノは弾けるんだよ、そんな意外な発見を感じてもらいたかったこと。

 

スクリャービンは生誕150周年でもあるので、

彼の作品はこれを機会に演奏頻度が上がるのかなあと、年始当初は想像していました。

ところが、スクリャービンはロシア出身の作曲家。

どう思われるかわかりませんが、「音楽に罪はない」と考えている私ですし、

彼が活躍した時期もかなり昔。

私の考えは、この曲を演奏しても構わないと思いましたし、むしろ、今だからこそ、あえて演奏したというのが本音でした。

 

さあ、生徒たちはどのように聞いたのでしょうか?

新しい出会いからの1年間の授業、楽しみです。