本日、京都府京田辺市にて、「ウクライナ支援チャリティーコンサートVol.2」に出演してきました。
演奏会は無事に終了、大変多くのお客様にご来場いただきまして、深く感謝申し上げます。
このコンサート、実は前回(3/27開催)にも出演した私。
今回も出演となりました。
サン=サーンスの組曲「動物の謝肉祭」から『象』はコントラバス独奏の定番曲、
モーツァルトのドン・ジョヴァンニのセレナーデは、私なりに後半部分を変奏してみて、「コントラバスでもこんなことが出来るんだ」というのを知ってもらうという目論見。
そして、前回と同様にグリエール(フリイェール)の間奏曲(インテルメッツォ)を弾きました。
やっぱり、今の私には、この曲を弾かないといけない事情があります。
その事情は、現在のウクライナ情勢を見れば容易に理解できます。
そうそう、本来ならば、もうチャリティーコンサートでグリエールを演奏するということは終わらなければならないのです。
弾き続けなければならない状況ということは、すなわちウクライナでの悪夢の出来事が終わっていないということを意味するからなのです。
でも、私は弾かなければならなかったのでした。
前回もそうでしたが、演奏後には笑ってお辞儀をする私がいつもなのに、今回も笑っていない私でした。
今度、グリエールを弾く際は、別の理由で弾くべきと考えています。
現在の状況が一刻もはやく終了して、
ウクライナの復興を支援する時に弾くべきと思うのです。
はやく、そのような状況に変化していってほしいと願っています。
追記(2022.5.6)
京都新聞に記事が出たようです。
以下がそのサイトなのですが、ご覧になるには会員登録などの手続きが必要です。