学校の音楽教育で楽典の学習というものは、正直つまらないものと思われがち。
かつては「楽譜なんて読めなくてもいいじゃないですか」と生徒に言われて、
「いや、そんなことはないですよ」と答えても
「先生の方が間違っている、音楽の授業なんてなくなってしまえばいいんだ」なんて反論されたり。
いやはや、これは極端な過去の事例でしたが。
現在、私が非常勤講師として勤務している学校、昨年度までは音符や休符、音名、繰り返し記号、拍子記号、この程度の内容でしたが、
今年度は音程の学習に入った学年があります。
音程の学習、音楽理論を深く学習するには、絶対に必要なものです。
ですが、私のこれまでのキャリアではほとんど扱ってきませんでした。
でも、ここを学ばなければ、調性や音階、和音の学習など、幅広く取り扱って学習することが出来ません。
音程の学習、実はまだ初歩的な内容にしています。
いきなり高度なことを取り扱っても、ついていけなかったら、生徒が苦労しますからね。
さあ、生徒たちはどこまで習得してくれるのでしょうか?