2001年11月、ある室内楽の演奏会を聞きに行っていた私。
お目当ての曲を聞いて、とても満たされた気分で前半を終了。
後半の曲は全く知らない曲だったので、期待しないでいたのでした。
まあ、寝ないようにだけはしようと思っていたのですが、
後半の曲、なんのなんの、初めて出会う曲で、とても気に入ってしまい、あの時の演奏をとてもよく記憶しています。
その曲の作曲者は、フェリックス・ワインガルトナーといいます。
その人物のことは、Wikipedia記事で紹介。
クラシック音楽の愛好家ならば、間違いなく指揮者としての認識の方が強いかもしれません。
でも、作曲もちゃんとしていたのです。
そして、私が2001年に初めて聴いて感動してしまった作品は
ピアノ六重奏曲 ホ短調 Op.33 です。
全く知名度のない曲なので、YouTubeで検索してもなかなか演奏動画は見つかりませんね。
とりあえず、以下のもので参考にしてください。
コントラバス奏者である私は、コントラバスが入っている室内楽作品を集めることが、もはや日常的な作業となっていますが、
この曲のスケールの広さには、本当に感動してしまいました。
勿論、私が初めて聞いたライブでの演奏内容にも深く感銘を受けたものでしたし、
こうなると、どうしても自分でも弾いてみたくなるものです。
演奏時間は40分程度とやや長めですけれども、聞いていても退屈はしないはず。
弾いてみたいなあ。