コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

ドヴォルザークの「新世界」のラスト

昨年、テレビ東京で放送された「東急ジルベスターコンサート」

新年へのカウントダウンに使われた曲が、

ドヴォルザーク作曲の交響曲第9番新世界より」第4楽章でした。

放送を見ていて、とても面白く、演奏も楽しませていただきましたが、

私にはちょっとした疑問が。

「なんで、この曲なんだろうか?」

この疑問、このTwitter記事で納得することとなったのでした。

 

楽譜にありますように、本来の意味を現在のコロナ禍の状況に置き換えての解釈は、

「なるほど!」と説得力のある選曲だったのですね。

しかも、楽譜には dim. > PPP とありますから、

「だんだんと小さく、そしてとてもとても弱く」と書かれてある音楽用語を、

「だんだんと消えていって、そして終息していく」と解釈してもいいのかなあと。

 

コロナ渦の状況となって、もうすぐ3年。

未だに終息の気配も見られない現状ですけれども、

今年こそは、コロナ収束が見られることを願って止みません。