2018年3月、私は映画音楽のオーケストラ公演に出演していました。
映画音楽を演奏するというのに、
1曲だけ、クラシック音楽の作品が混じっていました。
なんで混じっているのだろうか?
なんて、当時は映画についての見識がまるでなかった私だったので、
ディズニーのアニメ映画「ファンタジア」に使われていたということを失念していたのでした。
ところで、当時のことを思い起こすと、
譜面をもらって、準備を進めていると、「?」と思うことが出てきました。
オーケストラの人数が少ないのでは?
依頼主に聞いてみると、コントラバスはどうも私一人だけのよう。
なんと、20名ちょっとの人数による小さなオーケストラでの演奏ということ。
この曲の練習は実に大変でした。
小編成用の楽譜を使用したのではなく、原曲の楽譜と2台ピアノの楽譜を使用して、
現場でいろいろと音を修正する作業。
これをオーケストラメンバーが自発的に動かなければ解決できない状態だったのですから、凄く疲れたことをよく記憶しています。
では、どんな演奏になったのでしょうか?
演奏の記録が残っています。
さすがに原曲の響きとは違うものの、案外別な楽しみが味わえるかもと思った次第。
私なりには苦労した甲斐があったかなあと自画自賛。
さて、あれから5年後、まさか同じ編成で再演する機会が今月26日にあります。
その公演、すでに告知していますけれども、改めてお知らせいたします。
コントラバス奏者として出演します。
— 平田昭浩@演奏会情報 (@hirateabass) 2023年1月26日
■音楽で輝くスクリーンの世界
一休フィルハーモニー「映画音楽」コンサート
日時:2023年2月26日(日)14:00開演(13:30開場)
会場:京都府立けいはんなホール メインホール
料金:一般/2,000円 小・中学生/1,000円
駐車場:当日無料です pic.twitter.com/7ulH78iBs1
またまた、コントラバスは私一人ですけれども、
今度はどんな音作りになるのか、楽しみであることには間違いありません。
みなさまのご来場をお待ちしております。