コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

シンフォニエッタって?

クラシック音楽の用語で「シンフォニエッタ」という言葉があります。

曲名で付けられたり、楽団の名称で使われたり。

シンフォニエッタのスペル、イタリア語で”Sinfonietta”と書かれ、

意味は「小さな交響曲」とのこと。

この場合の「小さな」の意味は何を指すのでしょうか?

曲が短い、編成が小さい、どちらでも適応できる用語に思います。

 

この曲名で有名なのはヤナーチェクシンフォニエッタなのですけれども、

今日はその話題には触れないで、別の作品のことを。

その作品、ブリテンシンフォニエッタ Op.1 のこと。

いきなり、演奏動画を貼り付けておきます。

youtu.be

 

ブリテンの作品、私はよく弾いてきたかなあ。

青少年のための管弦楽入門」なんて、途中のコントラバスのパッセージは大変だし、

「シンプル・シンフォニー」は弦楽合奏の定番曲で、これまでに何度弾いたことか。

珍しいところでは「テノール、ホルンと弦楽のためのセレナード」なんてな秘曲も演奏したことがあったなあ。

案外、演奏内容を記憶していて、どれもがまた弾いてみたなあと思うものばかり。

 

さて、このシンフォニエッタ、滅多に演奏されません。

編成は木管五重奏+弦楽五重奏の合計10名。

演奏時間は15分と手頃な長さ。

でも、曲がややこしいからなのか、演奏動画では指揮者がいます。

確かに、アンサンブルは簡単ではなさそうですから、指揮者の存在は大切なのでしょう。

ということで、この曲が好きになってしまった私なので、

ちょっとスコアを購入して勉強してみようと思います。