クラシック音楽の用語で「シンフォニエッタ」という言葉があります。
曲名で付けられたり、楽団の名称で使われたり。
シンフォニエッタのスペル、イタリア語で”Sinfonietta”と書かれ、
意味は「小さな交響曲」とのこと。
この場合の「小さな」の意味は何を指すのでしょうか?
曲が短い、編成が小さい、どちらでも適応できる用語に思います。
この曲名で有名なのはヤナーチェクのシンフォニエッタなのですけれども、
今日はその話題には触れないで、別の作品のことを。
いきなり、演奏動画を貼り付けておきます。
ブリテンの作品、私はよく弾いてきたかなあ。
「青少年のための管弦楽入門」なんて、途中のコントラバスのパッセージは大変だし、
「シンプル・シンフォニー」は弦楽合奏の定番曲で、これまでに何度弾いたことか。
珍しいところでは「テノール、ホルンと弦楽のためのセレナード」なんてな秘曲も演奏したことがあったなあ。
案外、演奏内容を記憶していて、どれもがまた弾いてみたなあと思うものばかり。
さて、このシンフォニエッタ、滅多に演奏されません。
編成は木管五重奏+弦楽五重奏の合計10名。
演奏時間は15分と手頃な長さ。
でも、曲がややこしいからなのか、演奏動画では指揮者がいます。
確かに、アンサンブルは簡単ではなさそうですから、指揮者の存在は大切なのでしょう。
ということで、この曲が好きになってしまった私なので、
ちょっとスコアを購入して勉強してみようと思います。