リアリストなことが多い私、
実は滅多にテレビドラマを見ることはありません。
なのに、今年の1月から放送の「リバーサルオーケストラ」を毎週欠かさず見るようになりました。
22時の放送時には寝ている私なので(だって、翌朝の起床時間は5時30分!)
数日後に録画を見るということをしています。
先日の放送、エルガーの「愛の挨拶」が流れました。
極めて有名な曲、曲名を知らなくても「あ、聞いたことがある」と思われる方がいても不思議ではないくらいの曲。
私、この曲をコントラバスソロで弾くことがしばしば。
そして、ピアノ伴奏の仕事でも弾くことがしばしば。
でも、ドラマであったように、オーボエでの演奏はこれまでに生で聞いたことがありませんでした。
でもねえ、ドラマでの取り上げ方、あれは泣きますよ。
そうそう、曲のエピソードがドラマとの内容に上手くシンクロしたからでしょうかねえ。
ちなみに、以下のサイトの曲目解説がとても素敵に書かれてありますよ。
私が今までにこの曲を弾いてきた解釈は、曲のバックグランドを意識することはまずなかったのですが、
今ではこの曲を弾くと、少し涙腺が緩んでしまいそう。
ということで、ちょっと自宅にてコントラバスで弾いてみました。
するとねえ、今までの弾き方から少し変化が。
テンポが遅くなって、なんだか叙情的になってきたかも。
逆に、簡単には弾けなくなって、曲そのものに深みが出てきそう。
そうそう、まだまだ先のことですけれども、
指揮者として出向いています、とあるギターアンサンブルの演奏会でもこの曲を毎回取り上げていますが、
今度の公演では私が指揮をすることに。
ちょっといい勉強になりました。
まさか、ドラマから学習することがあるなんて、驚きです。