コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

ヴァイオリンとピアノのための協奏曲

先日、以下のBlog記事を書きました。

hiratea.hatenablog.com

 

曲のネタはメンデルスゾーンの「ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲 ニ短調」というもの。

そして、この曲にはフンメルの「ピアノとヴァイオリンのための協奏曲 ト長調」が参考にされたとのこと。

では、どんな曲なんだろう?有難いことに、YouTubeによる演奏動画がありましたので、貼り付けておきます。

youtu.be

 

聞いて思ったのが「モーツァルトに似てない?」ということ。

モーツァルトのピアノ協奏曲第19番のリズムと同じという指摘も当てはまりますが、

どちらかというと、モーツァルトのピアノ協奏曲第17番によく似ていると思いました。

調性も同じト長調だし、時々ほぼ同じ音型が聞こえてくるところもありましたしね。

 

さて、ヴァイオリンとピアノをソリストにした協奏曲、

フンメルが最初ではありません。

もっと以前に書かれてあるのですが、

私がその中でも好きなのが、

ハイドンの「チェンバロとヴァイオリンのための協奏曲 ヘ長調」ですね。

現在だったら、チェンバロをピアノに置き換える演奏が考えられますけれども。

それよりも、どんな曲かということで、これもYouTubeによる演奏動画を貼り付けておきます。

youtu.be

 

現代音楽になれば、ベルクの室内協奏曲がこの編成では有名なのでしょうが、

実は、今年になって全く別の作曲家による同じ編成の曲が演奏され、それがとても話題を呼んだとのこと。

そのことをとても気にしている私なので、

その曲のことを後日書くこととします。