私が非常勤講師として勤務している学校、
今日の高校2年生の授業で、大胆なことを行いました。
それは、アメリカの実験音楽家で「4分33秒」が代表作のジョン・ケージを学ぶということをしました。
実は、以前勤めていた学校でも取り上げたことがあったのですが、
今回は、更にボリュームアップしての学習としました。
だってねえ、20世紀の音楽史を学習する上で、絶対に避けてはいけない人物なのに、
彼の学習はなかなか困難で、授業で取り上げるのも難しいからです。
幸いなことに、NHKの番組でジョン・ケージを特集した番組がありましたので、
それを利用しての勉強としました。
なので、彼の人生を振り返ったり、
実験音楽に至った経緯を知ったり、
プリペアド・ピアノについて学んだり、
代表作の「4分33秒」について勉強したり、
あらゆる知的な刺激が詰まった1時間授業となりました。
生徒たち、私が予想したよりは、退屈することはなかった様子。
まあ、こんなアブノーマルなことを知ることも大事です。
ただ、やはり難しい内容なので、高校2年生が一番いいかなあ?