中学校や高等学校の音楽の授業で取り扱う交響詩の教材、
私が非常勤講師として勤務している学校、
昨年度はスメタナではなく、シベリウスの「フィンランディア」を取り上げました。
その時のBlog記事がこちら。
「他にもネタがないかなあ?」なんて思っていた私、
そうそう、実は取り上げてみたい曲が私の中ではあったのでした。
今週の火曜日に、実験的に高校2年生の授業で取り扱ってみました。
以下がその授業メニュー。
・まずはサン=サーンスという人物を知る
・死の舞踏の美術作品を鑑賞
→ペストのこととか、百年戦争のことにも触れる
・作曲された経緯の学習
・曲の描写で表現される楽器の名称などを学習
→ここでは、実際に鑑賞しながら、途中でクイズ形式で考えてもらう
死神が出てきたり、骸骨が出てきたり、雄鶏が出てきたり、
それらの描写を音楽的に理解する
・最後にまとめて鑑賞
こんな感じでした。
50分授業できっちりと収まる内容。
生徒たちともどの楽器がどんなことをしているのか、クイズ形式で答えてもらうと、
能動的な学習となってきて、授業としては立体的になってよかったかなあと思っています。
ちなみに、使用した演奏動画は以下のものを使用しました。
やっぱり、私自身が昔から大変思い入れが強い作品ですから、
こういった授業をすることにも力が入りましたね。
改良点をしっかりと見つけて(実際、反省点もすぐに見つかりましたので)
今後も改善をしていきたいと思います。