シューベルトは私にとっては外すことのできない作曲家。
コントラバス奏者としても外せない作品は多々あり。
音楽教育をしている身としても、絶対に避けては通れない人物。
そんなシューベルト、私が抱く勝手な印象は「コンチェルトは似合わないなあ」というもの。
確かにねえ、シューベルトのコンチェルトってあるのかなあ?
ところが、あるのですよ、しかも、ヴァイオリンの協奏的作品が3曲あるのです。
その3曲とは、「ヴァイオリンと管弦楽のための小協奏曲」、「ヴァイオリンと弦楽のためのロンド」、「ヴァイオリンと管弦楽のためのポロネーズ」のこと。
私が気になっているのは、この中でも「ヴァイオリンと弦楽のためのロンド」
いきなりですが、演奏動画を貼り付けておきます。
動画はわざわざ弦楽四重奏の伴奏による演奏を貼り付けました。
おや、コントラバスはないじゃない?
そうなのです、この曲は一番編成が小さくて出来るのが弦楽四重奏による伴奏。
私にとっては結構好きな曲なので、どうしてもこう思ってしまいます。
「私って出番はないの?」
弦楽合奏だったら、間違いなく出番はありますが、弦楽四重奏だったらないですね。
でも、私が持っているCDには、変則的な編成による演奏があるのです。
これは珍しいのですけれども、ウィンナワルツを弦楽四重奏で演奏する場合は、ヴァイオリン2本、ヴィオラにコントラバスというケースがあるのだとか。
でもねえ、わざわざそんな編成での演奏なんて、まず想定されないことですね。
だったら、弦楽五重奏にすることは出来ないのでしょうか?
どうかな?