先日、モーツァルトの未発表曲が見つかり、そのニュースが世界を流れました。
この曲に関して、世間の関心の高さは凄く、すでにWikipediaに記事が書かれてあるくらい。
さあ、こうなるとどんな曲なのか、音を聞いてみたいという欲求が出てくることは自然のこと。
すでに、オーストリアのザルツブルク、ドイツのライプツィヒ、そして日本では東京で、この曲の演奏がなされたとのこと。
どの演奏にも聞きに行けるチャンスがなかった私なので、演奏動画が出てないかなあと検索していたら、
ちゃんとザルツブルクでの演奏がアップされていました。
本来のタイトルは「2つのヴァイオリンとバスのためのセレナード ハ長調 k 648 "ガンツ・クライネ・ナハトムジーク"」だとか。
「ガンツ・クライネ・ナハトムジーク」をドイツ語で表記すると”Ganz kleine Nachtomusik”
直訳するなら「とても小さな夜の音楽」
直感的に思いました「これ、流行るかもなあ」
聞いていて退屈しませんでしたし、なんだか楽しい。
そして、恐らくは世界中のコントラバス奏者のかなりの数で同じことを考えたことでしょう。
「これ、チェロをコントラバスに置き換えて演奏してもいいのかなあ?」
モーツァルトには、同じ2つのヴァイオリンとバスの編成で別の曲がありまして、
それが「2つのヴァイオリンとバスのためのアダージョとメヌエット k 266」
私、この曲を大昔に一度だけ演奏したことがあるのですよ。
どんな曲なのか、参考までに演奏動画を貼り付けておきます。
過去の演奏経験と、今回発表された「ガンツ・クライネ・ナハトムジーク」の演奏内容を鑑みても、
コントラバスでの演奏も可能と思いましたね。
ということで、楽譜を入手して(すでにデジタル公開されている!)勉強してみるかな?
<補筆>
オーストリアのザルツブルクでの演奏、そこで開催された新しいケッヘル目録の発表会でのもの。
その発表会全体の模様がYouTubeのライブ配信で見られていました。
参考までに、貼り付けておきます。
<補筆その2(2024.10.11)>
チェロではなく、コントラバスを用いた演奏動画が見つかりました。
やっぱり、コントラバスでも演奏してもいいということがわかりました。
これは、嬉しい!
ちなみに、英語でのタイトルは”A Very Little Night Music”となるのだとか。