コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・指揮者・ピアニストとして活動している平田昭浩のBlog

ピアニストが見えない

かなり昔、ショパンのピアノコンチェルトを弦楽五重奏の伴奏で2曲とも演奏するコンサートを聞きに行ったことがあります。

その演奏会はとても素敵で、私自身も大変有意義な学習が出来たと思っていました。

大満足の私だったのですが、私の後ろの席にいた他のお客様から、予期せぬ発言を聞いてしまったのでした。

 

「ピアニストが見えないじゃない、前にいるヴァイオリンの人たちが邪魔!」

 

いくらピアノがメインのコンチェルトでも、室内楽版となると、次の演奏動画のように配置をすることが常識とされています。

youtu.be

 

こう配置することに何の違和感もなくいた私、

ピアニストもこなす私でも、見えないことには全く気にしたことがありませんでしたが、

なるほど、ピアニストを目当てにそれこそ「見に来た」お客様にとって、

ピアニストが見えないということは、かなりの不満だったのでしょう。

 

では、ピアニストが見えるようにするにはどうすればいいのか?

弦楽器を多少左右に広がって配置するというのが考えられる方策の一つ。

以下の写真は、以前に私が出演した弦楽五重奏伴奏によるピアノコンチェルトの演奏の様子。

 

この方法、ピアニストはかなり見えることとなりますが、多少は見えない箇所が客席に残ってしまい、完全に解決とはなりませんし、

弦楽器奏者にとっては、お互いの距離が出来てしまって、コンタクトが取りずらいデメリットがあります。

 

いっそのこと、弦楽器をピアノの後ろにしてしまう?

通常のオーケストラがバックにいる場合は、この方法ですが、

室内楽伴奏の場合、今度はピアノの蓋が邪魔となります。

特に舞台上手側になると、ピアニストとのコンタクトがかなり不便なことに。

 

最後に考えられる方法は、ピアノの蓋を外してしまうこと。

この方法、実はいいかもです。

実は、この方法での演奏動画がありました。

古楽器の演奏ですけれども、参考に貼り付けておきました。

youtu.be

 

どうだ、これなら文句は出ることはないでしょう。

おっと、問題は、ホールの方に許可を取らないといけないということ。

蓋を外すこと自体はまず大丈夫なのですが、規模の小さなサロンだとNGの可能性も。

 

あ~、じゃあ一体、どうすればいいんだ!