ベートーヴェンが1796年に行った演奏旅行、
プラハのあと、ドレスデン、ライプツィヒと足を運び、最終着点はベルリン。
ここで作曲された重要な作品はチェロのための作品。
ピアノとチェロのための変奏曲が2曲、チェロソナタが2曲作曲されていますが、
ここでは変奏曲の2曲について書きます。
2曲の変奏曲とは、以下の曲のこと。
・ヘンデルのオラトリオ『ユダス・マカベウス』の「見よ、勇者の帰還」による12の変奏曲
・モーツァルトの歌劇『魔笛』の「娘か女か」の主題による12の変奏曲
ヘンデルの方、曲を聴けば誰もが知っているあのメロディーなのです。
そうそう、表彰式なんかで聞かれるあの曲、
それを12も変奏を付けている曲。
これも12も変奏を付けている曲。
これらの曲、私はコントラバスで弾いたことが過去に数回あります。
久しぶりに自宅で弾いていると、案外楽しいなあと思う瞬間が多発。
また弾いてみたいものです。
次でこのシリーズ最終回にします。
チェロソナタを取り扱います。