最近、熊の出没による事故が絶えません。
死者も出ていますから、事態は深刻です。
素人ながら思ったのは「猟銃で射止めていかないといけないのでは?」ということ。
ところが、簡単なことではないようですね。
周辺の住宅地での使用は極めて危険ですし、
猟銃を取り扱える人も限られていますし、
素人感覚で軽々に言えることではありませんね。
ところで、音楽家で猪狩りが趣味だったという人物がいらっしゃいますが、
とんでもない事故に逢ってしまった人物がいます。
19世紀フランスの作曲家、ジョルジュ・オンスロウ(オンスロー)という人。
私は過去にこんなBlog記事を書いています。
オンスロウは猪狩りの際、頭に銃弾を受けてしまったという、とんでもない事故に逢ってしまったのだとか。
なんとか命は救えましたが、凄いのは、彼がそのことを題材に曲を作ってしまったということ。
その曲、弦楽五重奏曲第15番 ハ短調 Op.38「弾丸(あるいは銃弾)」という曲。
いい演奏をしている動画が見つかりましたので、貼り付けておきます。
楽譜には各楽章にサブタイトル的なものが書かれてありまして、
その内容をイタリア語から日本語に翻訳してみます。
第2楽章には”dorole”と書かれてありまして、「痛み、悲しみ、苦悩」といった意味があるのだとか。
第3楽章には”convalscenza”は、「回復期、病み上がりの状態」とかの意味。
第4楽章には”guarigoine”は、「回復、治癒」とかの意味。
ということは、第1楽章で事故に逢ってしまい、第2楽章で痛みに苦しみ、第3楽章で回復していき、第4楽章で回復したというドラマと考えるべきなのでしょうか。
表題を聞かされていなければ、そんな内容の曲とは思いつきませんが、
「そう言われれば、確かにそう聞こえなくもないけれども」みたいなことは感じるかもです。
演奏機会はそうない作品ですし、録音も多く出ていないのですが、
コントラバスが入った弦楽五重奏曲はボッケリーニに3曲、ドヴォルザークに1曲ぐらいしかないことですので、
コントラバス奏者である私は弾いてみたいと思うことは自然のことです。
弾くこと、あるかなあ?