モーツァルトのヴァイオリンソナタ ホ短調 K.304 はモーツァルトのヴァイオリンソナタの中でも人気の曲。
参考までに演奏動画を貼り付けておきます。
私も好きな曲で、かつてはピアニストとしてこの曲の演奏に関わったことが多くありました。
あまりにも好きすぎて、たった1度だけですが、20年位前にコントラバス奏者として演奏したことがありました。
その時の演奏内容について、実はあまり好印象を抱かなかった私。
というのも、演奏会場のオーナーさんから厳しい感想を頂いたからでした。
「モーツァルトの曲をコントラバスで演奏するのは無理があるなあ、止めた方がいい」
ごもっとも、そう思われても仕方がなかったでしょうねえ。
ヴァイオリンパートのパッセージをコントラバスに置き換える程度のことで演奏したのですからねえ。
確かに無茶でした。
ということで、私の中では、この曲をコントラバス奏者として演奏することを封印したのでした。
ただ、先日、こんな演奏動画を見つけてしまいました。
この演奏、特徴があるのは、ピアノパートのパッセージもコントラバスで演奏して、ヴァイオリンパートをピアノが演奏しているところがあるということ。
そして、音域もコントラバスの適した部分を多用していることにより、楽器の構造上のハンディを減らしたということ。
これによって、不自然な音楽内容にならない工夫がなされていることがわかります。
これなら、ヴァイオリンソナタをコントラバスで演奏してもいいと思われるものです。
この曲を封印していた私でしたが、この演奏を聴いたことによって、コントラバス版を再構築することを思いつきました。
コントラバスで弾いて、そしてピアノでも弾いて、いろいろと試しながら独自のコントラバス版を作ることをしたのですが、
これが楽しい作業でした。
実はまだ完成していないのですけれども、完成したら、どこかで披露したくなりますね。
果たして、そんな機会は訪れるのでしょうか?