2020年になってから、私の頭のなかで、ある曲のことが頭から離れられないでいます。
その曲、リヒャルト・シュトラウスの「メタモルフォーゼン」
詳細な説明は、Wikipediaの記事で紹介とします。
2020年のコロナ渦の状況を今思い出すと、精神的に辛かったことが記憶にあります。
演奏活動の中断という、音楽家としてはこれほど辛い経験はなかったのです。
世の中の音楽家たちがせめてもの表現活動として、動画配信やリモート演奏などで、活動を継続していたのですが、
その期間、特に演奏されるようになったのがこの「メタモルフォーゼン」です。
演奏には23名の弦楽器奏者が必要。
普通に演奏しても、なかなか大変な曲なのに、
実はコロナ渦の状況下で、こんなリモート演奏がありました。
当時、この演奏を聴いた私は衝撃を受けました。
まさか、リモート演奏でこんな演奏内容が聞けるなんて!
これは本当に凄いことです。
同時に、私自身が癒されたのも事実。
コロナ渦の状況が徐々に収まりつつあると、この曲の演奏意義は特別なものから遠ざかると思っていました。
ところが、2022年2月24日から起こったウクライナ侵攻は、世界中にショックを与えました。
そして、ガザ侵攻や、他の軍事侵攻が後を絶たない状況に、私も含めて胸を痛めている状況。
この状況、50年後の世界史の教科書にひょっとしたら「第3次世界大戦」と言われているのでしょうか?
この世界情勢下、実はこの「メタモルフォーゼン」の演奏意義は増してきていると思っています。
そして、ウィーンのチェロ奏者だったルドルフ・レオポルドが弦楽七重奏に編曲したものも、近年よく演奏されているようです。
先日、あまりにも凄い演奏動画を見つけてしまいました。
貼り付けておきます。
この演奏に世界平和への祈りが込められているのではないかと思う私なのですが、
皆さんにはどのように感じられたでしょうか?