本日、楽しみにしていました、映画『ヴィヴァルディと私』を観てきました。
公式サイトを以下に貼り付けておきます。
すでに原作本を読んでいた私、
なので予習はバッチリ!
そして、退屈することなく鑑賞できました。
これ、本当にいい映画です。
私が感じたことを、なるべくネタバレしないように書きます。
<音楽家としての感想>
ヴィヴァルディそのものの人物を知る学習になりますし、
1716年ヴェネツィアという時代設定から歴史的な背景も学習出来ましたし、
ピエタ院のことも知ることは重要でしたし、
演奏内容も、映像的にはピリオド楽器を使用したものだったので、勿論違和感はなく、
オラトリオ「勝利のユディータ」RV644のことを全く勉強していなかった私だったので、作品のことを調べようと思うきっかけになりましたし、
音楽家目線での満足度は極めて高い作品と思いました。
ちなみに、そのオラトリオ「勝利のユディータ」の演奏動画を以下に貼り付けておきます。演奏時間は2時間10分、滅茶苦茶長い!
<映画を純粋に観ると>
主人公はヴィヴァルディではなく、ピエタ院で生きる少女チェチリア。
彼女が描く未来とは、果たしてどうなるのか、映画を見ている私はストーリー展開にどんどんと引き込まれてしまい、
映画の終わりに出てきた結果に、「本当にこれでよかったのだろうか?」といろいろと考え込んでしまう私がいて、
完全にのめりこんでしまった私でした。
ということで、純粋に映画ファンの方にも楽しめる作品と思います。
<音楽教育の教材になるのか>
現在、中学1年生ではヴィヴァルディの『四季』の学習が入っていますが、
少なくとも、音楽教員がこの映画を観たら、凄くいい勉強になると思いますので、
音楽教育者の方々には、お薦め出来る映画と思います。
<子どもたちにはお薦めできるか>
年齢制限がない映画だと思いますが、
学習が予想される中学1年生の子どもたちには、
正直に云えば、鑑賞しても難しいですし、
時折子どもたちには耐えられない描写がいくつか出てきますので、
少なくとも未成年者に対してのお薦めは、私としては出来ないです。
ということで、再来年2028年のヴィヴァルディ生誕350年に向けて、ヴィヴァルディをいろいろと勉強していきたくなった私でした。
しばらくは、ヴィヴァルディに関する記述がこのBlogで続く予感がします。