昨日、懐かしく以下の番組を視聴していました。
2002年のウィーンフィルニューイヤーコンサート、
私はその公演の放送を見ていました。
当時の私、ヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇『こうもり』序曲を聞いて大興奮していました。
昨日の放送を見ると、その当時の私のことを思い出してしまいました。
2002年の正月、私は当時とある学校の専任教員でした。
ですが、その頃には学校の退職が決まっていて、フリーランスの音楽家として生きていくことを決めていた時期。
なんとなく、あの「こうもり」には、自分で決めた生き方なのに不安になっていた私を勇気づけたような演奏だったかなあ?
オペレッタそのものを弾いたことはない私ですが、
序曲はこれまでに何度も演奏したことがありました。
いろんな思い出が詰まっていまして、
時折、演奏中にエモーショナルになってしまう自分がいたりしていて、
昨日の演奏を見ても、なんだか興奮していた自分がいましたね。
意見はいろいろとあるのでしょうが、
私の中では、『こうもり』序曲の演奏には、どうしても昨日の放送での演奏内容が忘れられないのです。
私にとっての名演です。