コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

コントラバス奏者は弦楽四重奏の演奏には加われない?

コントラバス奏者のため、残念ながら出来ないことがあります。

それは弦楽四重奏の演奏に加われないこと。

ずっと昔から好きなジャンルだった弦楽四重奏

名曲は山のように存在して、

世界中で演奏されてきているジャンル。

 

でもね、楽器の編成はヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、の4つに決まっているのです。

極めて例外ですが、ロッシーニの「弦楽のためのソナタ」というのが6曲ありまして、

それはヴァイオリン2、チェロ、コントラバス、なので、

これなら一応、弦楽四重奏といっても間違いではないのですけれどもね。

でも、思いつくのはこれだけ。

ということで、コントラバス奏者は弦楽四重奏の演奏に加われないのが悲しい現実。

 

ところで、先日、ある曲の演奏写真をSNSで見ることに。

その作品、アントン・アレンスキー(1861-1906:ロシア)の弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.35 が演奏された写真を見つけたのでした。

不勉強な私「おや、これこの楽器の編成であっているのかなあ?」

と思い、すぐに調べてみると、あっているのです。

ほら、この演奏動画でわかります。

youtu.be

 

その楽器編成、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ2、という変則的なもの。

でもねえ、これが渋みが出て、コントラバス奏者の私のような立場にはたまらない魅力がいっぱい。

そして、その後に思ったことは「第2チェロをコントラバスに置き換えて演奏することは可能かなあ?」

いやいや、それはなんぼなんでも無茶でしょう、そんな結論が私を支配しかけていた矢先、

なんと、この曲の第2チェロをコントラバスに置き換えての演奏が存在していたのでした。

それが次の演奏動画。

youtu.be

 

やればできるんだ!

驚いた私ですけれども、すぐに出てきた答えは「滅茶苦茶に難しい」というもの。

まあ、こんな形で演奏することはないでしょうけれども、ちょっと練習してみようかなあ。

ひょっとしたら、新たな発見と成長が自分自身に見つかるかもしれないからねえ。

コロナ禍に世界の学校はどう向き合ったのか

読書の秋というわけではありませんが、

ちょっと難しい本を読んでいます。

その本、こちらのもの。

www.kinokuniya.co.jp

 

私の場合、非常勤講師として音楽教育を担っている立場上、

実は無関心ではいられない本の内容でした。

音楽教育との直接的な関係ではないのですけれども、

この際は勉強しておきたい内容と思って読んでいます。

 

ひょっとしたら、私も音楽教育者としてコロナ禍でどう向き合ったのか、

文章をまとめておいた方がいいのかも?

なかなか苦労して教材研究をしてきましたからねえ。

しかも、その作業は現在進行形。

そして、ポストコロナを見据えての準備も必要。

仕事量はなかなか減らないですね。

 

オリックスV2!

まさか、こんな結末が待っていたとは!

プロ野球パ・リーグの優勝、

オリックスバッファローズの2年連続の優勝となりました。

 

ここ数日間、優勝を祈っていましたけれども、

「やっぱり、難しいよなあ」と思っていた私なのに、

今日も優勝するにはなかなか条件が厳しかったのに、

試合の途中経過をネットで確認してからは、

もう祈るような気持ちで試合観戦。

まさに、奇跡の大逆転優勝となりました。

 

そりゃあねえ、嬉しいですよ。

試合終了後、私は入浴して、そしてこれを書いているのですけれども、

嬉しさのあまり、この後の睡眠が心配。

果たして眠りに付けるのでしょうか?

 

私は去年からオリックスの応援をしていますけれども、

(なんともご都合主義的な応援?)

なんとも感動的な一夜となりました。

さてと、今から祝杯を挙げますか?

ピアニストで本番中の私のリアクション

本日、とある発表会にてピアニスト業務でした。

 

合計8曲のピアノ伴奏を務めたのですが、

中にはなかなかに難しい曲があって、

とにかく、拍子感覚を掴むのに必死の私。

 

本番中、どうも体の動きが激しくなり、

リズムに乗って弾いている状態。

挙句の果て、空いている片手が出てきた場合には、

その手が指揮をしている動作になっていたのだとか。

つまり、自分自身に対して自分で指揮をしていた?

 

客席からの見た目は、あまりいいものではないでしょうが、

こうでもしないと演奏中の事故に繋がってしまうかもしれないので、

これは許してもらわないとねえ。

それだけ必死だったということ。

 

ただねえ、終わった見たら「あ~、これは楽しかったのだなあ」と思うこともしばしば。

今日の業務で、ソリストさんのお役に少しでも立てられたら幸いです。

 

明日からはコントラバス奏者に戻ります。

送られてきたお仕事の楽譜を勉強しなければなりませんからね。

変拍子の弾き方

明日、とある発表会にてピアニスト業務。

8曲弾きます。

 

その中で、実は大変な曲がありまして、

その曲、変拍子のオンパレードなのです。

 

通常の曲ならば、拍子はほぼ一定なのですけれども、

その曲、頻繁に拍子が変化します。

中には8分の5拍子とか8分の7拍子とか、

8分の8拍子なんだけれども、リズムの形は3+2+3とか、

なかなか譜読みは大変!

 

私、こういった複雑な拍子やリズム構成を学習する場合、

よく勝手に言葉を当てはめて、覚えるようにしています。

ただ、この言葉のチョイス、今回はやや自意識過剰となってしまいがち。

例えば、8分の6拍子から8分の5拍子、後に4分の2拍子となる際、

「ひらた・ひらた・ひらた・オレ・アキヒロ」

なんてな節を勝手に付けたり、

それでも上手くいかたなかったら、拍子が3なのか2なのかで分類出来たので

タモリ・ブラ・タモリ

「ブラ・タモリ・ブラ・タモリ

タモリ・ブラ・ブラ」

みたいに勝手に好きなテレビ番組のタイトルを使ったりして覚えました。

 

あ~、なかなか大変だ。

なのに、あわせ練習は、今日の午後にあるだけ。

明日が本番なのに!

今、これを書いているのがあわせ練習の前。

無事に出来ますように、今からお祈りして、そしてしっかりと個人練習です。

展覧会の絵を弾いてみよう

先日のBlog記事にて、こんなものを書きました。

hiratea.hatenablog.com

 

私が非常勤講師として勤務している学校、中学3年生以上がムソルグスキーの「展覧会の絵」を学習中。

とにかく、選択肢にある曲からどれかをキーボードで弾くか、ハンドベルで演奏するという課題を課しています。

そして、今日は中学3年生が発表会実施となりました。

 

ほとんどの生徒が有名なプロムナードをキーボードで弾いていましたが、

中には「キーウの大門」を弾く生徒も。

そして、「キーウの大門」をハンドベルで演奏するチームも出てきました。

これが実に面白かったのでした。

だってねえ、練習の風景が楽しいのですよ。

「お前、まだやって」

「ごめん、どこやってるのかわからへんわ」

みたいなやり取りをしながら、まさに悪戦苦闘の末、

どうにかみんなの前で発表ですから、

面白くないわけがありません。

 

ところで、実はどうしようもなくなにっも出来ない生徒さんがいることも事実。

やれないのか、やろうとしないのか、真相は謎ですが、

放置のままだと評価できませんので、

救済措置として考えたのが2曲目「古城」の演奏。

あの曲、ベースラインはG♯音のままなので、

その音を出すことはとっても簡単なこと。

そこで、そのG♯の音をひたすら出してもらい、

私はそれ以外の部分をピアノで弾いてあげました。

まさか、こんな形で生徒たちと連弾をするとは!

勿論、ちゃんと音楽になりましたよ。

 

若干の問題点は残したままですが、一応終了。

楽しかったですよ。

おっと、明日は高校生も発表会だ!

ウクライナ支援チャリティーコンサートのご報告

先日出演しました、ウクライナ支援チャリティーコンサート

昨日、募金10万6810円を日本赤十字社ウクライナ支援に送金されたとのことでした。

詳細は主催者である京田辺楽家協会Facebookにてありますので、

そちらをご覧ください。

ご協力、ありがとうございました。

出演者の一人として、感謝申し上げます。

ラフのチェロソナタ

昨日から、ピアニスト業務としてのあわせ練習が始まりました。

明日も行う予定ですが、

昨日練習した曲の中で、どうしても「○○ソナタ」(○○には楽器名が入ります)が気になっている私なので、

あともう1曲のことについて書きます。

 

スイス及びドイツの作曲家、ヨアヒム・ラフ(1822-1882)という人物がいます。

今年の1月にBlogでこんなことを書いていました。

hiratea.hatenablog.com

 

今年は彼の生誕200周年ですけれども、

これにちなんだ演奏会やイベントなんぞ、私はまるで情報が入ってこないのです。

そういえば、11月に大阪にて、ラフのピアノ三重奏を取り上げる公演があるとか。

これ、気になってはいるのですけれども、それは別の機会に語るとして、

今日は彼のチェロソナタについてです。

 

なぜか、私は彼の作品を数曲ピアニストとして演奏してきた体験があります。

有名なカヴァティーナなんて何回弾いてきたことか。

ただ、全くもって知られていないチェロ協奏曲とかチェロソナタを弾いたことがあるのが不思議。

そして、チェロソナタ、第1楽章だけですけれども、今回で2度目の演奏となります。

 

昨日の練習でも思いましたよ。

この曲のピアノ、難しいですよ。

技巧的な部分もですけれども、

チェロとの音量的なバランスにとても苦労しますからねえ。

でも、なかなかカッコいい曲だなあと思っています。

参考までに、こんなBlog記事が見つかりましたので、貼り付けておきます。

ameblo.jp

 

さあ、この1週間で、ソリストさんの意図を汲み取り、

しっかりと準備をしていきたいものです。

伊福部昭のヴァイオリンソナタ

今週はいろいろと役割が変わる私。

月曜日にはコントラバスレッスンをしていたかと思えば、

火曜日は非常勤講師として勤務している学校にて授業を行い、

木曜日までは学校行事でクラブの演奏を指揮していたかと思えば、

昨日はコントラバス奏者として公演に出演、コントラバス独奏をしてきました。

そして、今日から1週間はピアニスト業務がメインの活動となります。

今日から来月1日開催のとある門下生発表会のためのあわせ練習が開始。

 

こちらの門下生発表会でのピアニスト業務、

もうかなりの年数で出演してきましたが、

いつもながらに、ピアニストにとってはなかなか弾きごたえのある曲が並びます。

今日のあわせ練習、2つのソナタがありました。

今日のBlog記事はその中の1曲のことを書きます。

 

その曲、伊福部昭が作曲したヴァイオリンソナタのこと。

伊福部昭といえば、なんといっても映画「ゴジラ」の音楽で知られていますね。

彼のヴァイオリンソナタ、1985年作曲(71歳)というのですから、実はまだ作曲から40年にも満たないほどの新しい作品。

第1楽章のみを私は弾きますが、

実は、私はかなり昔に弾いた経験があったのでした。

土着的な調べに、やはり日本的な調べも感じられたり、

ピアノを弾いていて楽しいのですが、

それ以上に、ソリストさんとの音楽的な対話が繰り広げられる楽しさが、

このヴァイオリンソナタにあるように思います。

今日はそこを味わいたくて、あわせ練習中の私は嬉しくて仕方がなかった様子。

 

いわゆる、○○ソナタ(○○には楽器名が入ります)の類、

ピアニスト業務に関わる際、この曲名を弾く時のテンションは上がってしまいます。

取り組まないといけない準備が他の小品に比べると格段に多くなり、

勉強量は半端なく多くなりますが、

ソリストと伴奏者という構図ではなく、1対1の二重奏を形成する音楽作りが必要となります。

これ、大変だけれども、音楽をしていてとても好きな構図と私は感じてしまいます。

 

そして、今日はもう1曲、○○ソナタの類の曲を練習。

それにつきましては、明日にでも書く予定です。

本日の公演で弾いた「G線上のアリア」の演奏内容を暴露します

本日、京都府京田辺市にて、ウクライナ支援チャリティーコンサートに出演してきました。

多くの方々のご来場ありがとうございました。

 

ウクライナ侵攻の状況が長期化しています。

こうなると、どうしても風化してしまい、人々の記憶や認識から薄らいでしまうこととなってしまいます。

ところが、現状ではまだまだ大変な状況にあることから、

継続的な支援が必要とされることは容易に想像できます。

 

楽家である私には、こういったチャリティーコンサートに出演することで、

継続的な支援を意思表示できると信じています。

このコンサートは主催者の思いにより3月から今日まで3回開催されました。

本来ならば、もうこのコンサート開催は最後にならなければならないものなのですけれども、

現状はまだまだ継続が必要ということなのでしょうか。

 

ということで、ウクライナのキーウ出身の作曲家であるグリエールの作品、

今回もコントラバスの貴重なオリジナル曲である間奏曲(インテルメッツォ)を、

心を込めて、祈りの気持ちを表したく演奏させていただきました。

 

もう一つ、今回の公演で、バッハの「G線上のアリア」を弾きました。

今回はボッテジーニ版を使用しつつ、私独自の改訂を行っての演奏となりました。

(以下、やや専門的な演奏内容の解説となります。)

 

<調性>

まず、ボッテジーニ版はソロチューニングでト長調の演奏となるのですが、

オーケストラチューニングでの演奏でしたので、そのまま演奏するとヘ長調となるはずでした。

ですが、今回は敢えてオーケストラチューニングのままでト長調の演奏を採用。

 

<繰り返し>

通常、この曲の繰り返しは「前半はありで後半はなし」というパターンが多いのですが、

今回は繰り返しを全て実施。

その代わり、1回目をボッテジーニが書いた音域のオクターブ低く演奏、

2回目をボッテジーニが書いた音域を演奏しました。

この結果、1回目のパッセージはかなり低い音域となり、会場ではなかなかクリアに聞き取りにくい可能性を孕んでいましたが、

2回目の高音域が出現することにより、コントラバスの持つ音色の豊かさを味わえることが出来ると思ったからです。

 

今日の会場、実は空調の音がかなりうるさかったので、低い音域は聞こえが悪かったかもしれませんが、

私の中では、手ごたえを感じています。

いわゆる従来型の「G線上のアリア」を弾くより断然難しくなり、

特にオクターブの跳躍があるパッセージには、かなりの難しさがあるので、

弾きにくいことには間違いないのですが、

楽器としてはとてもよく鳴る内容でしたし、

お客様には、コントラバスの味わいが広がるものと感じられましたので、

今後は、今回の版で演奏することとなりそうです。

ただし、「G線上のアリア」と言っておきながら、実際はG線とD線の2つの弦を使用していますので、

タイトルに偽りがありますけれども。

 

う~ん、滅茶苦茶にマニアックなことばかり書いてしまいましたが、

付いてこられましたか?

さて、明日からはピアニストに変身します。

来月1日の一般非公開の発表会にて、ピアニストとして伴奏業務があるからです。

早速、明日からあわせ練習が始まります。

がんばろう!

指揮者業務をしてきました

私が非常勤講師として勤務している学校、

本日は体育祭。

昨年に引き続き、私が指導をしている音楽系クラブは、行事内で演奏を担当。

 

昨年と同じ曲で取り組みましたが、

今年入部した中学1年生にとっては、今日がクラブでのデビューとなりました。

中学1年生にとって、初めての体験、どうでしたでしょうか?

 

それにしても、学校内でのクラブのポジション、

確実に重要な位置づけとなりました。

その結果、クラブ活動は忙しいものとなっていますが、

子どもたちにとって、学校生活が忙しいくらいがちょうどいいものです。

 

ところで、明日はコントラバス奏者で本番です。

今日の行事での演奏後、明日の準備のために急いで帰宅した私。

そりゃ、練習したいからねえ。

がんばります。

ボッケリーニの第2チェロ

今年の5月から6月に開催されたエリザベート王妃国際音楽コンクールのチェロ部門、

このコンクールの模様、YouTubeによって動画配信がされていますが、

このサービスは、なかなか現地に出向けない人にとっては有難いこと。

 

コントラバス奏者である私、実はとっても興味深いことが。

ボッケリーニのチェロソナタを弾くというのがコンクールの課題にありまして、

その伴奏はピアノやチェンバロではなく、

もう1本のチェロを伴奏に配置するというもの。

いわゆる第2チェロパートが付くということ。

 

私の演奏ポジションから、この第2チェロのパッセージをどう弾いているのかを探りながら動画を見ていたのでした。

そもそも、コンクールの課題にこんなスタイルは珍しいなあと思ったもの。

しばし、ボッケリーニの音楽を第2チェロ視線で勉強してみました。

参考までに、演奏動画を一つ貼り付けます。

チェロソナタハ短調g2です。

youtu.be

 

それにしても、ボッケリーニのチェロのパッセージ、

滅茶苦茶に難しいですね。

私はこのパートは絶対に弾きませんからね!

2チェロの方が楽しいので。

2チェロの扱い、単なるベースラインをなぞるだけでなく、

一緒に歌う節があったり、和声を提示したり、

地味にいい仕事があります。

ここを弾くことが楽しいと感じる私。

 

実は、過去にボッケリーニのチェロソナタを数曲演奏したことがあります。

勿論、全てが第2チェロを担当。

また弾いてみたいのですけれども、

ソリストはとても難しくて大変だ!

曲目変更のお知らせ

今月23日に出演予定の公演、以下がこのBlogでの案内記事。

hiratea.hatenablog.com

 

この公演の演奏曲目、諸般の事情により、

私が演奏するコントラバスソロの曲目、変更いたします。

変更前:エルガー / 愛のあいさつ

変更後:サン=サーンス / 白鳥

 

どうかご了承願います。

ムソルグスキーの「展覧会の絵」を学校教育で取り上げる意義

私が非常勤講師として勤務している学校、

一部の学年の音楽の授業で、

ムソルグスキーの「展覧会の絵」を学習しています。

 

ムソルグスキーの「展覧会の絵

音楽教育の鑑賞教材として、国内の中学校や高等学校で使用してきていることは周知の事実。

ただ、私は不思議と昨年まで取り扱ったことはありませんでした。

今年、いや今年だからこそ、取り上げました。

 

この作品を学校教育の現場で取り上げる意義は多岐に渡っていると思います。

その理由とは?

 

ラヴェル編曲によるオーケストラ作品

→原曲がピアノの作品であるということは、生徒たちには案外認識不足になりがち。

 なので、ピアノではこのように弾かれ、

 ラヴェルの手によって編曲されたオーケストラではどのようになっているのか、

 そこを学習することは大切。

 つまり、編曲というものを知ることが勉強になるということ。

 

・曲の着想には絵画があったということ

→基礎となる絵画があり、

 そこから着想を得て音楽が出来たということを知ることが大切。

 実際に展覧会に足を運んでいるように感じさせるために、

 プロムナードという部分が作られていることを知ることも大切。

 美術教育と上手く連携すると、更なる学習効果が表れる可能性がある。

 

・平和学習

→今年の2月に勃発したロシアによるウクライナ侵攻、

 学校現場では、この事案を取り扱うことには神経を注ぐことが求められる。

 政治的中立を維持が求められる教育現場において、

 この曲の終曲である「キーウ(キエフ)の大門」を取り扱うことには、

 ある種の覚悟と勇気が教員に必要。

 私は、今だからこそ、「キーウ(キエフ)の大門」を逃げないで取り扱うべきと考えた次第。

 

ということで、実際に授業で実践しました。

1時間目に編曲ということに着目して学習。

最初のプロムナードと第6曲の「サミュエル・ゴールドベルクとシュミュイレ」の編曲について学び、

編曲したラヴェルに関しては、昨年度にボレロを学習していたので、彼についての馴染みが生徒たちにはあったのは、私としては幸いでした。

私は原曲のピアノ版を弾くことに。

難しかったなあ。

2時間目には「キーウ(キエフ)の大門」を学習と鑑賞した後、

実際に数曲を旋律をキーボードで弾く、あるいはチームを編成してハンドベルで演奏する、

そんなことをしてみました。

 

次の時間に発表会を行いますが、

この作品を学ぶことそのものに意義を感じている私なので、

現段階での学習効果には満足しています。

本音を書けば、私も今回の授業を契機に多くのことを学ぶこととなり、

興味深い時間となりました。

 

ところで、気になる本が見つかりました。 

www.kosho.or.jp

 

面白そうでためになる本だなあと思ったのですけれども、

入手は困難かなあ?

図書館にでも探しに行くかな?

ヴァイオリンだけで室内楽

同じ楽器だけで室内楽を演奏されること、よくありますね。

私は残念ながら、コントラバスだけでアンサンブルを演奏したことは、わずかに1回だけでした。

本当なら、コントラバスクァルテットみたいなことが出来たらいいのですけれどもね。

いろいろと勉強になるからねえ。

 

ところで、私の中ではヴァイオリンだけで室内楽をするというもの、

聴いたことがありませんでした。

あくまでも個人的な解釈ですが、

「低音が不足するからねえ」みたいなことから、

そんな作品がないのかなあと、勝手に思っていました。

思いつく作品は、テレマンの4つのヴァイオリンのための協奏曲くらいかなあ?

 

ところが、おっとどっこい、テレマン以外にもよく演奏されている作品があるのだとか。

ドイツのヴァイオリニストで作曲家だった、フリードリヒ・ヘルマン(1828-1907)の作品で

3つのヴァイオリンのための奇想曲というのがあるのです。

しかも、3曲もあるのだとか。

比較的演奏される頻度があるのが、作品2と作品5の2曲なのだとか。

そこで、私が気に入った演奏動画を2つ。

まずは作品2。

youtu.be

 

そして、作品5。

youtu.be

 

素朴に「いいなあ」と感嘆しました。

これ、生演奏で聞きたいなあと思っても、どこで演奏されるかをリサーチするのが大変だ。

なんたって、ヴァイオリンだけで3人ですからねえ。

そんな演奏会、あるのかなあ?