コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

篳篥のリードに使われるヨシ

私が非常勤講師として勤務している学校、

中学2年生で学習する雅楽について、昨日授業で取り扱いました。

そうそう、越天楽を聞くというもの。

ただ、今回は雅楽に使われる楽器を中心に学習を深めました。

 

ふと、気になったことがありました。

それは、篳篥に使われるリードのこと。

このリード、ヨシが材料として使われているのですが、

ヨシならなんでもいいという訳にはいかないようです。

なんでも、大阪府高槻市の淀川河川敷にある鵜殿のヨシ原に育つヨシでなければダメなんだとか。

ja.wikipedia.org

 

高槻市、私の地元枚方市のお隣。

私の自宅からも数キロの距離に鵜殿のヨシ原はあります。

恥ずかしながら、鵜殿のヨシ原篳篥との関係を最近知った私でしたので、

今回の授業、ちょっと細かくレクチャーすることとなったのでした。

 

さて、個人的に気になっていることが。

それは、この場所が新名神高速道路が建設されている場所ということ。

「え、大丈夫?」なんて思ってしまった私。

ここのヨシがなくなってしまったら、篳篥のリードは作られなくなり、

雅楽存亡の危機となってしまうからです。

ただ、NEXCO西日本のサイトには、環境保全についての情報が掲載されていました。

corp.w-nexco.co.jp

 

勿論、環境保全は大切。

でも、私自身の交通利便を考えると、高速道路は完成してほしい。

ということで、上手く両立できるように願うばかりです。

というよりも、私の自宅から近いのだから、一度は訪ねておかないといけませんね。

ショスタコーヴィチの交響曲第15番の室内楽版

ネット検索をしていたら、とても行きたい演奏会情報を見てしまいました。

その情報、以下のもの。 

www.suntory.co.jp

 

昔から、ベートーヴェン交響曲第2番が大好きでして、

そのピアノ三重奏版の演奏をした経験まで持っている私。

その関連から演奏会情報をヒットした私。

そして、演奏会情報にあるプログラムに度肝を抜かれたのでした。

ベートーヴェン交響曲第2番(ピアノ三重奏版)が1曲目、

そして、トリがショスタコーヴィチ交響曲第15番のピアノ三重奏と13の打楽器(奏者は3人)が加わるというもの。

「なんだこれは?」という驚きに大変敏感になっている私なので、

急激に興味津々となり、いろいろと調べることに。

 

原曲の交響曲第15番は1971年に作曲されたもの。

それを、デレヴィアンコというロシアのピアニストが編曲したというもの。

この編曲に関しては、ショスタコーヴィチも了承していたということ。

 

文字でいくら語っても、「じゃあ、どんな音がするの?」なんての問いには答えられないので、

ここはこんな演奏動画を貼り付けておきます。

youtu.be

 

打楽器は13あると書きましたけれども、

もう一つ、チェレスタがピアニストの横にありました。

チェレスタ鍵盤楽器というか鍵盤打楽器というか分類はともかく、

これはピアニストが兼務しての演奏。

ピアノ三重奏だけでもユニークな響きなのに、

打楽器が加わることによって、全く別の広がりを感じて、興味深いものです。

これは実際に生で聞いてみたいなあ。

まあ、本音はピアノパートを一度弾いてみたいなあとは思うのですけれども、

こればかりは実現することはまずないでしょう。

 

じゃあ、東京で開催の演奏会に行けばいいじゃない、との声が聞こえてきそうですが、

生憎、私は大阪府在住で、この日は間違いなく私が非常勤講師として勤務している学校の勤務日。

有給休暇を使うべきところ、この時期は文化祭前ということで、クラブ指導にも穴をあける訳にはいかないのでした。

残念!

節分の日は少々拷問な気がする

本日は節分の日。

「鬼は外、福は内」なんて声かけていたり。

 

私が非常勤講師として勤務している学校、

お昼の日替わり定食、ちゃっかりと豆が付いていました。

袋の中に10粒くらいは入ってあったかなあ?

 

さあ、帰宅してから、恵方巻を食べることに。

今年の方角は南南東のちょいと南寄り。

拷問一つ目は、そちらの方角を向いて、黙って食べる、いわゆる黙食。

 

普段、黙食なんてコロナ禍の状況なので日常的なはずなのに、

なんだか喉を詰まらせそうな感触に。

巻きずしがちょっと大きすぎたのかなあ?

 

そして、最大の拷問は、年齢の数だけ豆を食べるということ。

数え年と同じだけの豆の数ですから、結構の量となりました。

すでに昼食で豆を食べていましたから、

今日の豆の消費量は年齢以上のものだったのでした。

正直、多すぎます。

しばらくは豆を食べたくないなあと思っていたのですけれども、

実はまだ残りがあるのです。

やっぱり、近日中に食べきらないと勿体ないなあ。

映画音楽を弾きます

今月26日(日)に京都府精華町にあります「京都府けいはんなプラザ メインホール」にて、

映画音楽を特集したコンサートにオーケストラの一員として出演いたします。

詳細はすでに私のTwitter記事やHP記事にて報告済み。

以下はTwitter記事での詳細な内容です。

 

凄く楽しみな演奏会、今からワクワクしております。

是非とも、多くの方々に見てもらいたい、聞いてもらいたい演奏会です。

チケットご購入に際しましては、以下のページからが便利かと思います。

www.kyotanabe-musicians.org

 

みなさまのご来場をお待ちしております。

音階と調性

私が非常勤講師として勤務している学校、

音楽の授業で扱う楽典の内容、一番進んでいる学年では、音階と調性の学習に入っています。

 

音階、長音階短音階があって、短音階にも3種類あって、

そして調性には長調短調全部で30種類あって、

それらを理論的にも説明したりして、結局は覚えてもらうという作業をさせています。

 

音程の学習をしている時から、実はそろそろついていけなくて途方に暮れる生徒たちがちらほら。

それでも、私は学習を進めることとしています。

一応「○○音楽プログラム(○○は学校名)」というものを確立すべく、音楽教育メニューを作成している段階、

音楽理論の深掘りをしていけない理由はありません。

なんでも勉強、教養を深めることに繋がるはずです。

 

ということで、生徒のみなさん、頑張って勉強してくださいね。

3学期の定期考査に必ず出題されますからね。

研修は大事

今朝、こんなニュースを見て、新任教員の頃を思い出しました。

www3.nhk.or.jp

 

私が新任教員として赴任したのが1997年。

その学校、なんと新任から3年間は担任を持つことという、

他校では常識的に考えられない制度がありました。

4月に学校に出向いて、いきなり担任がある、しかも高校2年生の担任という衝撃の事実を告げられた際の私の心境は

「そんな、出来るわけがない」というものだったのでしょうか。

おまけに、その学校で音楽の専任教員は私だけ。

誰からも授業に関して教えてもらえる環境になく、

どうしたらいいのか、迷うことの連続。

 

では、新任研修はあったのか?

担任をするための研修や教科教育に関する研修はゼロ。

あったといえば、教務や進路指導、生活指導などの校務分掌がどのような仕組みになっているのか、その程度の研修を受けたぐらい。

あとは、現場で見て、いろいろと学びなさいということ。

ある日、「○○先生、これはどうしたらいいのですか」なんて質問しても

「そんなもん教えへんわ、自分で見て覚えろ」みたいな返答。

今の社会に置き換えたら、パワハラに該当することなんていくらでもありましたね。

 

これは大変だ。

正直、すぐに退職を考えたこともありましたけれども、

「逃げたらアカン」となぜか思っていた私だったので、

試行錯誤を繰り返して、その学校では5年間勤務しました。

今から思えば、なんと無謀なことをする学校なのかと思いましたけれども、

決して無駄な経験ではなかったはずと言い聞かせている私です。

 

取り上げたニュースのように、研修は手厚くしていただけると、新任教員は有難いはずと思います。

それでも、いざ現場に出ると迷うこと、失敗すること、絶対に出てきます。

そこはベテラン教員がしっかりとサポートをしたら大丈夫と思うのですけれども、

この考え方、私は甘いのかなあ?

はなのすきなうし

1936年にアメリカの作家マンロー・リーフが書いた絵本作品が「はなのすきなうし」

彼の代表作で、日本では1954年に岩波書店から出版されています。

この本のあらずじは、以下のサイトで詳しくご覧になれます。

pictbook.info

 

この作品に基づいて作曲された音楽物語が多数存在していますが、

私は先日このBlogで取り上げたイギリスの作曲家アラン・リドーが書いた「フェルディナンド」がとても好きです。

無伴奏ヴァイオリンと語りだけで構成されるこの曲、

昔に日本語版で実演奏を聞いたことがありましたが、

スライドによる絵の映写もあって、

それはとても素敵な時間だったことを記憶しています。

どんな曲なのか?

英語による朗読での演奏動画を貼り付けておきます。

youtu.be

 

絵本も日本語版で出版されているのに、

案外、生演奏に出会うことが非常に少ないこの曲であることを、

私個人としては非常に残念に思っています。

誰か演奏してくれないかなあ?

語りは誰が?じゃあ、私でよければお引き受けしましょうか?

いやいや、ちゃんとした専門の方に依頼しましょうかねえ。

今日の枚方の最低気温

夏の季節には誰も関心がないのに、我が地元である大阪府枚方市の最高気温について、このBlogで書いていましたが、

今日は最低気温について。

 

実は、本日の最低気温が-3.9℃を記録しました。

寒くなると思って、水道管凍結防止のために剝き出しになっている部分を毛布でくるんだりと、対策を取っていたはずなのに、

今日の朝、水道管凍結してしまいました。

お風呂に溜めてあった水があったので、トイレなどの生活用水はなんとかなったのですけれども、

他の用途で使う水はなく、朝食の味噌汁はなし。

 

やっぱり、ケチらずに、水をチョロチョロと蛇口から出しておくべきでした。

反省です。

思わぬ形で休みとなりました

昨日、私は非常勤講師として勤務している学校にて16時まで授業がありました。

大寒波の予報、これは急いで帰宅しなければならないということで、

後片付けの後に学校を出たのが16時20分ごろ。

途中、交通機関の遅れがあったものの、2時間30分後に無事帰宅。

 

そして今日の早朝5時30分起床。

外は薄っすらと雪景色。

路面も積雪していましたから、

「これは通勤できないかも」と思ったら、

6時に臨時休校のお知らせ。

すでに着替えていたスーツをすぐに脱いで部屋着に着替えて、そのまま朝食を食べていました。

 

それにしても、まさか大阪府枚方市国道1号線が通行止めになるという状況を見るとは驚きました。

JR京都線では大変だった様子。

改めて、雪に慣れていない都市部なんだなあと思ったものです。

 

思わぬ形での休みとなりましたので、

本当ならば今週金曜日までの18日連続勤務があったのですけれども、

昨日までの15日連続勤務となりました。

まあ、ちょっとしたリフレッシュと思いましょうかねえ。

シュペルガーなんてコントラバス業界でしか知られていないかも?

ヨハン・マティアス・シュペルガー(1750-1812 オーストリア)という人物、

作曲家でコントラバス奏者だった人物ですが、

コントラバス業界以外では、全く知名度がない人物なのかもしれません。

そんなマイナーな人物の情報、一応Wikipedia記事で紹介。

ja.wikipedia.org

 

私もコントラバス奏者ですから、彼の作品はいろいろと楽譜を買いましたし、たくさん練習をしましたよ。

ところが、なぜか公開の公演で演奏した経験がないのです。

おかしいなあ、結構好きな曲があるのになあ。

特に「フルート、ヴィオラコントラバス管弦楽のためのコンチェルティーノ」は私が高校生の頃に出会って以来大好きな曲。

楽譜の情報を貼り付けておきます。

ikuroedition.de

 

演奏動画、本来の編成で聞くものが見つからなかったのでした。

どうやらCDでしか聞けないかもしれませんね。

 

ところで、コントラバスが大変なことばかり弾いている印象が強いシュペルガーの作品なのですが、

コントラバスが全然難しくない素朴に素敵な作品を見つけてしまいました。

作品名「オーボエヴィオラコントラバスのための三重奏曲 変ロ長調

演奏動画を貼り付けておきます。

youtu.be

 

楽譜の入手方法がわからない私なのですが、

今の私は、こんな作品を弾いてみたい気持ちの方が強いようです。

これ、やっぱり年齢を重ねてしまったからかなあ?

休符はしっかりと数えましょう

私が指揮者として関わっていますグループは2つ。

1つは私が非常勤講師として勤務している学校の音楽系クラブにて、

もう1つは長年関わっていますとあるギターアンサンブル。

今日はとあるギターアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。

 

さて、よくある現象なのですが、

音符ばかり目がいってしまい、休符をしっかりと数えないために、

全然違うところを弾いてしまうという現象。

おまけに、周りの音が耳に入らないのか、ずれていても全く気が付かないで弾き続ける現象もちらほら。

これは早く合奏というものに慣れて、余裕が生まれないと休符や休みの小節が数えられないのかもしれませんね。

案外、周りの音も聞こえないこともしばしば。

 

このような解決策はすぐには見当たらないのですけれども、

私は「ここからですよ」みたいに声を出すと同時に音が入るサイン(アインザッツ)を出すようにして、音の入りを覚えてもらうこととしています。

それでも、なかなか指揮を見る余裕すらなく、譜面にかじりついている人もいることも事実。

こればかりは繰り返し練習をこなして覚えていくしかないのかなあ?

 

でもねえ、アンサンブル全体としては長く関わってきたからなのか、成長はしてきているのですよ。

あとは、基本的なソルフェージュになってくるのでしょうかねえ?

作曲課題をこなす生徒たち

私が非常勤講師として勤務している学校、

3学期の音楽の授業、一部の学年は授業時間数が少なくて実施しませんが、

ほとんどの学年は作曲課題に取り組むこととしています。

今年度入学してきた生徒たちは、沖縄音階を使って作曲する課題。

それ以外の生徒たちで授業時間数に余裕のある学年では、CMソングを作曲するという課題をこなしてもらっています。

 

沖縄の音階を使っての課題、これは案外ハードルが低く、遊び感覚でも曲になってしまうことが多いのですが、

CMソングとなると、言葉を考えない(いわゆる作詞?)といけないので、

その分難易度が高くなります。

 

生徒によっては、楽譜にする力が極端に低い人がいることは否めませんが、

それでも創作意欲をくすぶっている生徒たちにとっては、

完成した作品に現れているように、大変ユニークで楽しい作品が目白押しとなりました。

特にCMソングは、楽譜を見るだけで笑ってしまう私がいたのでした。

 

ところで、中学1年生は発表済みですが、

他の学年の作品発表は来月中旬に予定。

ただ、自作自演してくれたらいいのに、

ほとんどの作品は私がピアノを弾いて、

CDソングは私が歌うことになっています!

果たして私に出来るのかなあ?練習が必要かもしれません。

リヒャルト・シュトラウスの室内楽作品を集めたCD

最近購入したCDで、とても気に入っているものがあります。

フランスのパリ管弦楽団の有志メンバーによるアンサンブル「ル・オフ(Le OFF)」が出したCDがそれ。

le-off.eu

 

ずっと昔から好きだった「もう一人のティル・オイレンシュピーゲル」や、

カプリッチョ』から弦楽六重奏曲、

それから「13管楽器のためのセレナード」があって、

最後にはコロナ禍の状況下で本当によく聞くようになった「メタモルフォーゼン」弦楽七重奏版、

以上4曲。

 

個人的な印象として、リヒャルト・シュトラウスの音楽には宇宙的な広がりと云いますか、

室内楽でもスケールの大きな音響的な広がりを感じさせてくれて、

私はとても好きです(ただし、演奏は無茶苦茶難しいことが多いのですけれども)

 

私の愛聴盤となったこのCD、

こういうのを聞くと、演奏したくなるじゃありませんか!

では、最後に演奏者たちの楽しいPVをご覧あれ。

youtu.be

アラン・リドー

アラン・リドー(Alan Ridout 1934-1996)

イギリスの作曲家で教育者。

私は彼のコントラバス作品のひとつをこれまでに16回演奏しています。

その作品、「小さな悲しい音~ナレーションとコントラバスのためのメロドラマ~」というもの。

1974年に作曲されたこの作品、無伴奏コントラバスに語りが付いた音楽物語。

私はこの作品を語りと演奏の両方を同時にこなしたパフォーマンスをしていたのでした。

この曲を最後に弾いたのは2015年。

今度演奏する場合は、ちゃんとナレーターを用意しての演奏をしたいと思っていたのに、なかなか実現できず今日に至るという状況。

ちなみに、過去にこんな文章を書き残しています。

hiratea.jimdofree.com

 

リドーの作品、コントラバス奏者にとっては弾いておきたいものが他にも。

それは1974年作曲のコントラバス協奏曲。

楽譜はピアノリダクションでイギリスのYorke Editionから出版されていますが、

オリジナルの弦楽合奏の伴奏はレンタル譜になるのかなあ?

ちなみに、どんな曲なのか?

これしかなかったのですが、演奏動画を貼り付けておきます。

youtu.be

 

この曲、よく見られるコントラバス協奏曲よりも音域はかなり低め。

楽器の特性を無理なく表現した興味深い作品と思いますが、

演奏時間はちょっと短いかなあ。

なので、実際に演奏を取り上げるというよりは、レッスン教材としての役割もあるような。

何はともあれ、実は楽譜を持っていないので、

楽譜購入をしておきます。

ロッシーニの弦楽のためのソナタ第2番

本日のレッスン業務、ある方の課題が珍しいものでした。

その課題、ロッシーニの弦楽のためのソナタ第2番でした。

 

6曲あるロッシーニの弦楽のためのソナタ

私は第3番のみ演奏を数回体験していまして、

他にレッスン教材として第1番を取り扱ったことはありましたが、

第2番は初めて。

どんな曲かは、YouTubeによる以下の演奏動画を貼り付けておきます。

youtu.be

 

第1楽章に2か所コントラバスの長いソロがあるのがポイントですけれども、

他にもオーケストラスタディの教材に適したパッセージがいくつかありまして、

これはこれでいいレッスン教材。

私も、機会があれば、この曲を弾いてみたいなあ。