コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・指揮者・ピアニストとして活動している平田昭浩のBlog

枚方がブラタモリで取り上げられていた!

我が地元、大阪府枚方市

とうとうNHKの番組「ブラタモリ」に取り上げられました。www.nhk.jp

 

地元民の私としては、番組で取り上げられていた内容は知っていることと知らなかったこととあって、

見慣れた風景が映っていたこともあり、興味深く見させていただきました。

 

そうそう、今回のブラタモリは3夜連続放送でした。

番組で取り上げられた東海道五十七次の54番目から57番目の宿は、枚方以外の場所もほぼ見慣れた光景ばかり。

だってねえ、私はおけいはん京阪電車に乗る人のことをこう呼ぶ)でしたからねえ、

番組見ながら「お~、ここか!」とテレビと会話している私でした。

だからねえ、こんな番組、私にとっては面白いに決まっているじゃありませんか!

 

これを機会に枚方が盛り上がるかなあ?

以上、地元愛の深いひらてぃ~でした。

舌好調な私?

本日、とあるギターアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。

 

先週の日曜日に引き続きの練習、

しばらくは来年2月に予定の公演の曲目を演奏順に練習。

 

今日の私、午前中からコントラバスレッスンを1件こなしていたからなのか、

妙に声の調子がよくて、舌好調な様子。

喋ることのあらゆるところでメンバーのみなさんの笑いを誘うことに。

別に笑かしているつもりはないのですが、なんだか受けている様子。

 

でもねえ、こうやって笑われながらも練習を楽しんで、それでいて演奏内容が向上してくれたら、それでいいじゃないかと割り切っている私なので、

指揮者としてはこれでいいのかなあと思っています。

 

とはいえ、そうそうネタは続くものではありません。

別に芸人ではないので、そろそろお笑い路線は卒業かなあ?

グラス・ハーモニカ

最近は演奏していませんが、

サン=サーンス組曲「動物の謝肉祭」を、私は過去にたくさん演奏してきました。

そのどれもがナレーションを付けたもので、

お客様と一体となって楽しんだ思い出がたくさんありました。

 

この組曲を演奏しなくなって、かなりの年数が経過しましたが、

いつになっても「また楽しい演奏がしたいなあ」と思ってしまう曲ですし、

上手くいけば、お客様も大喜びの曲ですね。

 

ところで、何度も演奏体験を持ってきた作品なのに、

実はサン=サーンスが指定された楽器編成で演奏したことが一度もないのです。

というのも、第7曲目「水族館」と第14曲のフィナーレには、グラスハーモニカという楽器が指定されているのですけれども、

そんな稀少な楽器を扱うなんて大変なこと、どうしてもグロッケンシュピールで代用することになっていました。

ちなみに、グラスハーモニカに関する詳細な説明は、Wikipediaの記事を貼り付けておきます。

ja.wikipedia.org

 

じゃあ、どんな音になるのか、気になった私は、グラス・ハーモニカが入っている演奏動画を見つけてしまったのでした。

第7曲の「水族館」のみの演奏動画を貼り付けておきます。

youtu.be

 

まるで印象が変わってしまう感覚を覚えた私、

なるほど、水族館のイメージにより近くなりますねえ。

まあ、現実問題として、グラスハーモニカを入れての演奏は実現困難かもしれませんけれども、

この響きは今後もしも演奏機会が得られた際に勉強となるかなあと思った次第。

ただねえ、「水族館」はコントラバスがお休みなのでした。

残念!

ショパンの未発見のワルツが発見

先日、モーツァルトの未発表曲が発見されたとのニュースが話題になりましたが、

今度はショパンの未発表曲が発見されたのだとか。

詳しい情報はこちらのサイトにあるのですが、ニューヨークタイムズなので英語です。

www.nytimes.com

 

実は演奏も聞いてみた私ですが、あまりの短い演奏時間に「え、もう終わりなの?」なんて思ってしまいました。

この曲、これから演奏される場合、恐らくはコンサートのアンコールピースで使われることが多いのかなあ?

ということで、私も学習のために自宅で弾いてみることにしようかな?

迷ったら声を出す

昨日、とあるギターアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。

 

練習中の私、とにかくうるさい!

指揮をしている最中でもよく声を出します。

演奏の合間に止めて指示を出している時もずっと!

そして、よく歌う私。

 

よくやってしまう伝え方が替え歌方式。

3連符の演奏に迷ったら「♪タイヤタイヤはめて」みたいにして歌ってしまう私。

別に笑いを誘うためにやっているのではないのですが、

結果的に理解をしていただいたら、笑っていただいても構いませんよ!

 

そして、とうとうリズムを覚えてもらうために、メンバーのみなさんに声を出してみようと促してしまった私。

でもね、出来ないリズムがあったら、そんな方法も習得方法としては有効です。

なんでもいいんです、出来てくれたらね。

そして、合奏を楽しむことも忘れないようにしないとね。

 

さて、来週の日曜日も練習日なので、昨日の練習の効果は表れているのでしょうか?

六甲おろさない

かなり以前から毎年見に行っている現代アートのイベントがあります。

そのイベントとは「六甲ミーツアート」

そのイベントのサイトを以下に貼り付けておきます。

rokkomeetsart.jp

 

毎年、楽しみにしているイベント、

実は先月にも見学に行きましたが、

今日はその時に見れなかったものを中心に鑑賞。

いや~、本当に毎年楽しませてくれています。

 

今年の展示で私がツボにはまったのが松田修さんが制作した「六甲おろさない」

写真を撮ってきました。

 

阪神タイガースの応援歌に「六甲おろし」というのがありますけれども、

この作品はまさに「六甲おろし」のパロディー。

六甲おろしは山から海へと特有の風が吹くのですけれども、

これはその逆、風を海側から山側に流そうとする作品。

この作品にはまってしまった私だったのでした。

 

それ以外にも、本当にいろいろと楽しませてくれたイベント。

だから私は毎年見に行ってしまうのです。

会期はまだ残っていますので、芸術の秋を肌で堪能したければ絶好のイベントですよ。

お薦めです。

2日間みっちりと弾いてきました

一昨日(19日)と昨日(20日)の2日間、こんな企画に出演していました。

www.kyotanabe-musicians.org

 

主催者さんの個人Blogに2日間のレポートが書かれてありますので、そちらも貼り付けておきます。

ameblo.jp

ameblo.jp

 

この企画、昨年から始まったもの。

その時の私のレポートは以下のBlog記事をご覧ください。

hiratea.hatenablog.com

最初に開催された昨年時以降、私はこちらでの演奏の仕事は大変な職務をこなすこととなったのでした。

その内容、演奏する子どもたちへのサポート、助言は私があわせ練習ですることに。

つまり、ソリストである子どもたちとアンサンブルとを繫げる指揮者の役割もこなすことに。

しかも、コントラバスも同時に演奏するのですから、少ないアンサンブルの人数とはいえ弾き振り状態に。

こうなると精神的疲労はなかなかのものです。

それに、練習から本番までのスケジュールはなかなかシビアなもので、まさに体力勝負!

 

でもねえ、子どもたちの顔を見ていると、そして子どもたちを見守る親御さんや先生などの関係者の方々の顔を見ていると、

「あ~、喜んでいただけて嬉しいなあ」と思うもの。

だってねえ、なかなかピアノやヴァイオリンの子どもが他の楽器と共演するという経験は出来ないことですし、

体験することそのものがとっても勉強になることですし、

私自身も子どもたちにアドヴァイスをしながら、でも子どもたちから私自身も学んだりすることも多々ありますし、

これはなかなか達成感の高い仕事ですね。

 

今年のこの企画、33名の子どもたちが演奏。

来月24日には、そこから選ばれた6名の子どもたちと以下の公演で再び共演します。

www.kyotanabe-musicians.org

 

今から楽しみで仕方がない会です。

ゲーテの「魔王」はシューベルト以外ではどんな曲があるのだろうか?

現在、私が非常勤講師として勤務している学校の中学1年生では、

シューベルトの歌曲「魔王」をこの時期に勉強しています。

その学習メニューは、若干の変更はありますが、過去に書いたBlog記事に詳しくありますので、以下の記事をご覧ください。

hiratea.hatenablog.com

 

このメニューも4年目、私自身にもいろいろと指導に余裕が生まれてきまして、

今日の授業では少しの時間が余ってしまいました。

「そういや、ゲーテが書いた詩の魔王、他の作曲家の曲も聞いてみようかな?」

そこで、次の作曲家の書いた「魔王」を授業の最後で聞いてみることに。

作曲家名はヨハン・フリードリヒ・ライヒャルト。

あまりにも無名な人なので、まずはWikipediaの記事を貼り付けておきます。

ja.wikipedia.org

 

そして、ちゃんとありましたよ、演奏動画がね。

youtu.be

 

生徒たち、退屈するとか、つまんないと思うかと予想していましたが、

学習が定着したのか、案外鑑賞してくれていました。

でもねえ、やっぱりシューベルトの方がいいと思っている様子。

 

ちなみに、ベートーヴェンにも「魔王」があるのだとか!

ただ、こちらについては歌の部分だけがあるという未完成状態とのこと。

別の人物が補筆してピアノ伴奏版が完成されていますが、

ここでは、6人の声楽家による無伴奏重唱版の演奏動画を貼り付けておきます。

youtu.be

 

いろんな「魔王」があるものですね。

歌詞がどれも同じですけれども、趣は全く違うものになって、それはそれで興味深いと感じた私。

これを機会に、いろんな「魔王」を調べてみようかなあ?

塩田千春 つながる私

芸術の秋です。

楽家である私にとっては、当然ながらハイシーズンと捉えられますが、

私にとっては同時に現代アートに触れる絶好のシーズン。

そして、今日はどうしても訪れたかった展覧会に行ってきました。

大阪市中之島美術館で開催されています「塩田千春 つながる私(アイ)」です。

nakka-art.jp

 

彼女の作品を初めて見たのが、かなり昔に訪れた瀬戸内国際芸術祭での展示。

あれは確か香川県の豊島(「てしま」と呼びます)で見た作品だったかなあ?

それ以来、彼女の作品は結構気に入っていたのですが、

今回の展覧会は、圧倒される作品の巨大さに、奥行きの深い味わいが感じてしまい、

ただただ圧倒されていた私でした。

 

音楽とは違うジャンルでも、こういったアートの刺激はいっぱい浴びたいのが私です。

現代アートなんてわからない?いやいや、わからなくてもいいですよ。

とにかく凄いですから、お薦めです。

じっとしていられない指揮者の私

本日、とあるアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。

 

こちらのアンサンブルさんとのお付き合いは先月から始まりました。

今回が2回目の練習。

そして、構成されているメンバーは10数名と、それほど多くないグループ。

いろいろと指揮者としてこうしてほしい、ああしてほしいとリクエストがあった場合、

あまり伝わっていないかなあと思ったら、私はメンバーのそれぞれの奏者の近くまで出向いて、楽譜にいろいろと指を差して伝えるようにしています。

そうそう、指揮台のところでじっとしていないのですよ。

常に動き回っているような気がしています。

 

このスタイル、楽団の人員が多いと出来ないことですが、

人数が少ないと、この方法が一番伝わると思っています。

まあ、これまでの経験から生まれた指揮者としての方法論なのかなあ?

あとは、メンバーのみなさんがどう感じているかですけれども。

ブラームスの「セレナード第2番」の八重奏版

3年くらい前に、こんなBlog記事を書いていました。

hiratea.hatenablog.com

 

ブラームスの「セレナード第2番」は、私が学生の頃からとても好きだった曲。

オーケストラの編成がヴァイオリンがないという歪なのが特徴ですが、

実に爽やかで、聞いていてもいつも楽しい気分にさせてくれます。

 

未だに演奏体験を持っていない私ですが、

最近、この曲の八重奏版が出版されていることを知りました。

まずは楽譜の情報を以下に貼り付けておきます。

Brahms, Johannes % Serenade #2 in A, op. 16 (score & parts) (Morelli) - WW5/VLA/CEL/BASSwww.trevcomusic.com

 

編成は木管五重奏にヴィオラ、チェロ、そしてコントラバスの8名。

でもですよ、どんな音になるのか、これだけの情報ではわかりませんよね。

ありましたよ、演奏動画が。

youtu.be

 

視聴して思いました。

特に管楽器奏者の負担は吹きっぱなしなところが多く、なかなか大変そう。

特に第5楽章はフルート奏者がピッコロと頻繁に持ち替えていましたけれども、楽器を落とさないかと妙な心配をしてしまうくらい。

でもね、これはいい編曲版だと思いました。

さて、実演の可能性はあるのでしょうか?

メンデルスゾーンの知られざるピアノ協奏曲

メンデルスゾーンのいわゆる初期作品(特に10代の頃の作品)には、昔から関心の高かった私、

最近、ある曲を知ることとなりました。

メンデルスゾーン13歳の頃に作曲された「ピアノ協奏曲 イ短調」というもの。

番号が付けられている第1番、第2番ではありませんよ。

作曲されたのが1822年で13歳の頃の作品。

あまりにも知られていない作品なので、Wikipediaの記事を貼り付けておきます。

ja.wikipedia.org

 

そして、気に入った演奏動画がありましたので、ここに貼り付けておきます。

youtu.be

 

13歳でこんな曲書くのですからねえ、私のような凡人には遠く及ばない天才ぶり。

それよりも、この演奏動画、弦楽器は最少人数の5人。

極めて自由闊達な演奏、ピアノとの絡み方も室内楽的で楽しい。

こんな演奏をしてみたいと思う私なのでした。

昨年に引き続き、子どもたちのサポートをします

今月19日と20日の2日間、以下の企画に参画します。 

www.kyotanabe-musicians.org

 

この企画、昨年から開催されている催し。

子どもたちのピアノやヴァイオリンの演奏に、弦楽五重奏で伴奏を付けるという、

なんとも子どもたちにとっては贅沢な企画。

 

ピアノの独奏曲は、伴奏がなくても音楽が成立する曲ばかり。

でも、普段と違う音の響きと一緒に演奏するということは、いい経験となるでしょうね。

 

さて、ヴァイオリンの曲は確実に無伴奏では不成立。

ピアノ伴奏版は、ヴァイオリンを学習する子どもたちでも体験できますが、

小編成とはいえ五重奏がバックに付いての演奏は、なかなか経験できないこと。

 

そのヴァイオリンの曲、昨年はザイツのヴァイオリン協奏曲第5番の第1楽章と、

モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番の第1楽章を演奏しました。

今年は、ザイツのヴァイオリン協奏曲第2番の第1楽章。

コントラバス奏者の私には縁遠い作曲家なので、只今勉強中。

ちなみに、ピアノ伴奏版での演奏動画を貼り付けておきます。

youtu.be

 

この曲のヴァイオリン、学習者にとっては大変よく出来た曲。

左手のポジションが1stポジションでほとんど弾けるのですから。

 

ところで、この企画、昨年は1日で27人の子どもたちとの演奏でしたが、

今年は2日間で33人の子どもたちと演奏です。

こうなったら、体力勝負です。

 

<追記(2024.10.10)>

体験会当日の観覧は無料とのことです。

公演案内のフライヤーが完成すると、気合が上がってくる

昨日のこと、とあるギターアンサンブルの練習日で指揮者業務の出来事。

来年2月に予定されている公演のフライヤーが完成して、メンバーのみなさんに配布していたのでした。

その内容、楽団さんのBlog記事でご紹介。

ameblo.jp

 

いろんなところに配布予定のフライヤー、

こうなったらもう逃げれません。

「出来が悪いから公演中止」なんて言い訳は不可能。

気合を入れて頑張っていくのみです。

 

とはいえ、練習のムードはピリピリしたものにはしないのが私の流儀。

やっぱり練習時間を楽しんでいただくことが大切で、

その上で、音楽がどんどんとよくなっていくように仕上げていきたいのが私の哲学。

 

さあ、これから5か月間が大切です。

生誕100年!映画音楽の革命児 ヘンリー・マンシーニ

昨日放送のNHKEテレの番組「クラシックTV」

テーマは今年生誕100年の映画音楽の革命児、ヘンリー・マンシーニを特集。

www.nhk.jp

 

恥ずかしながら、マンシーニの作品、ちゃんと演奏した経験ってあったかなあ?

それぐらい、私には縁遠い作曲家なのに、

作品はどれもが聞いたことがある、

いや、知らなかった作品だったとしても、すぐに馴染んでしまう名曲ばかり。

どうして彼の作品はこんなにも素晴らしいのか、

それを彼の生い立ちや、作曲技法から探る番組のアプローチが極めてわかりやすく、

とても勉強になりましたし、

番組を見ていて、素朴に楽しむことが出来ました。

 

それにしても、こんなに素晴らしい音楽ばかりなのに、

私はなぜ演奏機会がなかったのだろう?

生誕100年を契機に、関心が高まってしまった私だったのでした。