弦楽器奏者の私ですから、モーツァルトの協奏交響曲といえば、どうしてもK.364の方に関心が出てしまいます。
まあ、ソリストがヴァイオリンとヴィオラというものですからね。
管楽器4名(オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン)がソリストのK.297bは、昔に一度だけオーケストラで弾いたことがありました。
ただねえ、どんな演奏だったのか記憶がないのですよ。
それもそのはず、演奏したのが1994年ともう30年も前のこと。
その後、この曲に関することにはまるで関心を抱いたことはなかった私。
ところが、先日購入したCDで、この曲の感じ方がまるで変ってしまいました。
先月のBlogでも取り上げた、Mozart y Manbo のCD、
3枚目に協奏交響曲K.297bが収録されていたのでした。
これが楽しかった!
そしたら、こんな演奏動画があったのでした。
第1楽章だけの動画ですけれども、演奏が楽しく、演奏者たちの音楽的な会話が溢れ、
これを見たら、第2楽章以降の演奏も見てみたくなってしまったのでした。
そして思うのでした。
「こんなに楽しく演奏出来ること、彼・彼女たちは幸せだったのだろうなあ」
キューバのハバナにいる音楽家たちは、日頃は苦労の連続でしょうけれども、
なぜにあんなに楽しく演奏出来るのか、そのエネルギーの気概は私も学ばないといけないのかなあと思った次第。
私の音楽観に変化を与えてくれた Mozart y Manbo 3枚のCD、
いい学習をさせてくれました。