音楽
本日、とあるギターアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。 来年2月の公演に向けて、まだまだ練習日数はありますが、 メンバーのみなさんが少し悪戦苦闘している曲があります。 それが、モーツァルトのオペラ『魔笛』からアリアを3曲。 これがねえ、とっ…
今月、私が出演する公演は2件。 1件はコントラバス奏者として、 1件は久しぶりのピアニストとして、それぞれ出演の予定です。 そして、極めて珍しいことですが、この2件の公演で、同じ曲が演奏の予定です。 その曲目、サラサーテ作曲の「ツィゴイネルワイゼ…
一昨日のBlogで、マルティヌーの作品のことを書きましたが、 今日はマルティヌーの命日。 1959年8月28日に68歳で亡くなられています。 亡くなられた年に作曲された室内楽作品に九重奏曲第2番 H374 があります。 編成は木管五重奏(フルート、オーボエ、クラ…
2019年、私はベートーヴェンの「ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重協奏曲」の演奏体験を持ちました。 (曲名が長いので、以下「トリプルコンチェルト」と表記します) この曲、ソリストがタイトルのとおり3人、 私が演奏体験を持った時は、ソリスト…
昨日、NHKのEテレで放送の「クラシック音楽館」 そこで演奏された曲で、とても気になった作品がありました。 それは、バッハが作曲した「音楽の捧げもの」からウェーベルンが管弦楽編曲した『6声のリチェルカーレ』 演奏動画を貼り付けておきます。 youtu.be…
昨日で5日間のお盆休みを終えて、 今日は、とあるギターアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。 今日は取り組んでいる曲の中から、ある曲について。 その曲、シューベルトの歌曲で有名な「セレナーデ」のこと。 あまりにも有名な歌曲なので、いろんな楽器…
今日は久しぶりに映画館まで出向いて、次の映画を鑑賞してきました。 gaga.ne.jp 映画鑑賞の目的は2つ。 1つは単純にラヴェルのボレロに関する知的好奇心を満たしたかったということ。 そしてもう1つは、音楽教育の現場にいる私として、鑑賞教材の研究をして…
昨日は以下の公演に出演していました。 www.kyotanabe-musicians.org 当日のリハーサルが10時30分に開始、 途中リハーサルの休憩が12時15分に入り、15分間のブレイクタイムに、 私は用意されたお弁当を急いで食べました。 だって、この後のリハーサル、13時5…
今年の2月にこんなBlog記事を書いていました。 hiratea.hatenablog.com だいたい、ここのBlogで「演奏してみたいなあ」みたいなことを書いても、 念願が叶ったことは数えるくらい。 書いていた当時は「でも、演奏機会なんてないだろうなあ」と思っていました…
昨日と今日、以下の公演の練習日でした。 www.kyotanabe-musicians.org この公演、毎年8月に開催されているもので、今回で4回目。 その全ての公演に出演している私なので、 この時期になると、どうしてもいろいろと楽しみになってしまいます。 小さなオーケ…
本日、とあるギターアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。 現在、来年2月に予定の公演に向けて練習中。 ここ最近のシーズンでは、ヴィヴァルディの作品を取り上げているこのアンサンブル、 今回はシンフォニア(弦楽のための協奏曲) ト長調「アラ・ルス…
8月に入りました。 連日の酷暑に体力が奪われそうですが、ちゃんと音楽の仕事をしないといけない私。 今月10日には、以下の演奏会に出演の予定だからです。 www.kyotanabe-musicians.org 今年で4回目となる上記の演奏会、私は最初から参加しています。 そし…
何気なく次の動画を見つけてしまいました。 youtu.be 今年生誕150年のシェーンベルクが書いた編曲作品の中で、 「フニクリフニクラ」があります。 上記の動画の3曲目。 メモリアルイヤーのシェーンベルク、こんな珍しい編成で、しかもなかなか変わったアレン…
先週、こんなBlog記事を書いていました。 hiratea.hatenablog.com そして、昨日にこの番組の続きが放送されていたのでした。 www.nhk.jp 放送は長時間に及んだマスタークラスのほんの一部分の切り取りでしたけれども、 番組を見ていて、劇的にいろんな変化が…
本日、とあるギターアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。 先日、テレビで指揮者マスタークラスが放送されているのを視聴した私、 自分がどのような指揮をしているのか、すっかりと気になってしまっていたので、 今日の練習でも、ちょっと試行錯誤をして…
ピアノを学習した人にとって、ブルクミュラーの「25の練習曲」は必ず学習する教材だったのではないでしょうか? 私も例外なく、この曲集は全曲弾いたことがあります。 当時の私は、この曲集の楽しさに全く気が付いていなかったのですが、 今の年齢になると「…
昨日書いたBlog記事は、指揮マスタークラスの番組を視聴したもの。 勉強になった私、どうしても見て感じたことを実践してみたくなっていたのでした。 現在、私が指揮者業務をこなしている団体は2つ。 そのうち、一つはとあるギターアンサンブル、 もう一つが…
昨日放送されたNHKのEテレの「クラシック音楽館」 番組後半で放送されたファビオ・ルイージの指揮者マスタークラスの模様が、とっても興味深いものでした。 番組概要は以下のとおり。 www.nhk.jp 一応、私も指揮者の仕事はしていますからねえ、 どんなもんか…
3ヶ月前にこんなBlog記事を書いていました。 hiratea.hatenablog.com 続編が必ず放送されるだろうと楽しみにしていたのに、 果たしていつになるのかと、少々痺れを切らしていたら、 先日ようやく続編が放送されました。 番組の詳細な情報は以下の通り。 www.…
私が中学1年生になった時だったでしょうか、あるいは小学6年生の頃だったでしょうか、 とあるピアノ教室で行われたピアノ発表会で、 ベートーヴェンのピアノソナタ ト長調 Op.49-2 より第1楽章を弾きました。 参考までに、その曲の演奏動画を貼り付けておき…
昨年、ある作曲家がメモリアルイヤーだったのに、全く気にしたことがなかった人物がいました。 その人、ハンガリー系オーストリアの作曲家、リゲティのこと。 昨年が生誕100年でした。 リゲティの詳細なプロフィールはWikipedia記事で紹介します。 ja.wikipe…
シューベルトは私にとっては外すことのできない作曲家。 コントラバス奏者としても外せない作品は多々あり。 音楽教育をしている身としても、絶対に避けては通れない人物。 そんなシューベルト、私が抱く勝手な印象は「コンチェルトは似合わないなあ」という…
昨日のBlogでは、メンデルスゾーン作曲のヴァイオリン協奏曲で、それほど有名でないニ短調(オーケストラは弦楽合奏)のことを書きましたが、 ふと、以前書いたBlog記事を思い出しました。 hiratea.hatenablog.com この時のBlogで話題にしたのが、ハイドンの…
「メンコン」とは、メンデルスゾーン作曲のヴァイオリン協奏曲 ホ短調 のことを指す略語。 クラシック音楽業界では、完全に定着した用語となっています。 私も何度かオーケストラで弾いてきました。 ところが、メンデルスゾーンにはヴァイオリン協奏曲がもう…
重低音を出す楽器であるコントラバスを弾いている私なので、 昔からコントラファゴットという楽器には、なぜか親近感を隠すことが出来ません。 そうそう、ベートーヴェンの第九の第4楽章にあるトルコマーチの部分、最初にコントラファゴットのB♭の音なんて、…
「浪速のモーツァルト」の愛称で親しまれていました作曲家、キダ・タローさんが亡くなられました。 news.yahoo.co.jp 大阪に生まれ、大阪で育った私なので、キダ・タローさんの曲は、いろいろと口ずさめるものが多いくらい、親しみ深いものばかり。 それに、…
私が京都市立芸術大学の学生だった時、 オーケストラの公演で、ウェーベルンのパッサカリアを弾いた経験がありました。 この時、コントラバスの後輩がこんなこと言っていました。 「こんな訳わからん曲、いやや!」 私自身の感触では、「そんなに難解でもな…
私自身の演奏履歴に、ワーグナーの作品を弾いたことは数えるほどしかありません。 最後に演奏したのはいつだったかなあ?というくらい、かなり昔のこと。 弾いたことがある作品数も限られたもの。 そんな私なので、ワーグナーの音楽にはあまりなじみがないの…
本日、5月7日は、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」が初演されてからちょうど200年という節目の日でした。 今日にあわせて、第九が演奏されているということです。 単なる楽曲が初演から200年なら、それほどの話題になりませんが、 なんといっても、…
本日は、朝から、とある商業施設にて、コントラバス独奏の演奏をしてきました。 商業施設での演奏なんて、学生の頃に経験して以来かも? 演奏する会場の周囲からはいろんな音が混ざり合って、 「果たして、コントラバスの音はお客様に届くのかな?」なんて疑…