コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・指揮者・ピアニストとして活動している平田昭浩のBlog

音楽

まるでバッハみたいなモーツァルト

20年位前、「のだめカンタービレ」がドラマ化されて放送された際、 放送で扱われたクラシック曲が、よく演奏されました。 その中で、モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448」も扱われました。 念のため、第1楽章のみの演奏動画を貼り付け…

弾けないパッセージはゆっくりのテンポで練習が鉄則

本日、とあるアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。 曲名はまだ公表できませんが、ある曲でどのパートも弾くのが困難なパッセージが出て来ます。 その時の対処法、個人練習でゆっくりのテンポに落として練習するのが鉄則。 ところが、案外そんな練習を個…

室内楽的な「調和の霊感」

ヴィヴァルディが作曲したヴァイオリン協奏曲集に「調和の霊感」があります。 全曲に関する詳細な解説は、Wikipediaの記事で紹介とします。 ja.wikipedia.org 私もこれまでにコントラバス奏者として数曲演奏に関わっていますし、 指揮者としても数曲関わって…

チューニングを頻繁に変更しないといけない

昨日、とあるギターアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。 クラシックギターの最低音はミ(E)の音になるのですが、 今回練習している曲には、これを1音下(長2度下)のレ(D)の音に下げるという指示があります。 クラシックギターの世界で俗に云う「D…

ムソルグスキーの「モスクワ川の夜明け」

昨日のNHKのEテレで放送の「クラシックTV」は、 サクソフォーン奏者の上野耕平さんをお招きしてのもの。 実は、この番組で演奏された曲がどれも素敵なものでした。 ここでは、番組内で演奏された曲について書いてみます。 1曲は、以前このBlogでも書いたイベ…

モーツァルトのケッヘル番号630と636の作品

2年前の2024年9月19日、ドイツのライプツィヒ市立図書館の音楽図書館でモーツァルト未発表曲が発見されたニュースは、衝撃的なものでした。 私も2年前にこのBlogでも書きました。 hiratea.hatenablog.com 2年前のオーストリアのザルツブルクでの記者会見の模…

○○兄弟

現在、NHKの大河ドラマで放送中なのが「豊臣兄弟!」 先週から、番組終わりに流れる紀行コーナーの音楽が変わりました。 その紹介記事がFacebookでありました。 www.facebook.com 演奏者が「西山兄弟」ということで、上手く掛けましたかねえ。 そして、チェ…

「犬小屋のシュトラウス」という曲は2曲ある?

同じ楽器だけの四重奏曲、結構あります。 コントラバスもいろいろとあるのですが、 残念ながら私はコントラバス四重奏という編成の曲は、未経験のまま今日に至っています。 一度は経験してみたいのですが、なかなか実現することはなさそうな予感です。 とこ…

イングリッシュホルンは懐かしい音に聞こえます

オーボエ属の楽器で、イングリッシュホルン(フランス語ではコール・アングレ)は、なんだか懐かしい音がするように私は感じています。 その原因、やっぱりドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」の第2楽章なのでしょうねえ。 超有名曲ですが、念のため…

私が指揮者として出演する公演をご案内いたします

本日、とあるギターアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。 練習場のすぐそばに桜の名所がありまして、 「練習している場合じゃないかも?」 「練習中止してお花見しませんか?」 みたいな冗談が飛び交っていましたが、 勿論、ちゃんと練習はしましたよ。…

事実なら由々しき事態といえます

プロオーケストラの存続に関するニュースが関西地方で飛び交うようになって久しいのですが、 以下の内容が事実なら、とんでもなく大変なことです。 この発信元、楽団のユニオンからのものです。 www.facebook.com こちらの楽団、京都フィルハーモニー室内合…

昔のキャッチフレーズが使えない

ある日のこと、何気に録画していたクラシック音楽番組を視聴していた時、 以下の曲が流れてきました。 youtu.be その時の番組で流れたテロップに「?」マークを思い浮かんでしまった私、 そう、作曲者がバッハではなかったのでした。 その名前、ペツォールト…

トルコ風音楽の取り入れ方

18世紀後半、ウィーン古典派音楽には、とかくトルコ風音楽が取り入れられる作品が目立ちます。 当時のヨーロッパ、トルコブームだったのですね。 なので、音楽もその流行に乗っかった作品が出てくる訳です。 モーツァルトはその代表格、 トルコ行進曲で有名…

楽譜は休符も休みの小節の数も読みましょう

本日、とあるアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。 今日は初めて取り上げる曲の合奏練習、 難しいパッセージもありますが、案外弾ける内容とは思っていましたが、 落とし穴が多発してしまい、練習時間は想定よりも費やしてしまいました。 原因はいろい…

プーランクの「3つの無窮動」

20世紀フランスの作曲家、フランシス・プーランク 彼のイメージを一言で表すと「軽妙洒脱」 彼の作品をこれまで演奏する機会がなかった私ですが、 妙に好きな作品が多いのです。 その中で、一つお気に入りなのがピアノ曲で「3つの無窮動」 参考までに演奏動…

You are so amazing

2024年に放送されたNHK朝のテレビ連続小説「虎に翼」 この作品、私はとても好きでした。 楽しいかっただけでなく、現代社会にも通じる様々な問題を逃げることなく真正面から切り込んでくれたことに深く感銘を受けたのでした。 放送中、随所に登場したメイン…

プロオーケストラの運営は大変なのです

昨日から話題になっているニュースについて、コントラバス奏者である私は避けて通ることのできない話題でした。 神戸市室内管弦楽団に関するニュースです。 まずは、昨日入ってきたニュース記事を貼り付けておきます。 www.asahi.com そして、今日になって出…

日に日に世界が悪くなる

毎度のことながら、ガソリン給油をすると、ガソリン価格に敏感に反応してしまいます。 私が給油しているCostcoのガソリンスタンドでは、一時期1ℓあたり129円という、極めて嬉しい価格だったことがあったのに、 今日の給油では、1ℓあたり140円と、徐々に値上…

リヒャルト・シュトラウスのメタモルフォーゼン、その演奏背景を考える

2020年になってから、私の頭のなかで、ある曲のことが頭から離れられないでいます。 その曲、リヒャルト・シュトラウスの「メタモルフォーゼン」 詳細な説明は、Wikipediaの記事で紹介とします。 ja.wikipedia.org 2020年のコロナ渦の状況を今思い出すと、精…

Farewell Partyは盛り上げてなんぼ!

先週のことですが、 非常勤講師を務めている学校で高校3年生の卒業を祝うFarewell Partyが開催されました。 私が顧問を担当しているクラブもその場で演奏したのでした。 演奏する曲目の選曲はいつも生徒たちに任せています。 そして、どうしても入手できなか…

ベートーヴェンとヴィオラ

ベートーヴェンの作品に「弦楽三重奏のためのセレナーデ」というものがあります。 作曲が1795年から1797年、ベートーヴェン20歳代後半の時期。 参考までに演奏動画を貼り付けておきます。 youtu.be この作品、初演当初から評判がよく、楽譜出版の後に編曲版…

早川正明作曲のバロック風「日本の四季」より「夏」

本日、とあるギターアンサンブルの練習日、 昨日に引き続き、2日連続で指揮者業務でした。 こちらのギターアンサンブル、今年の2月の公演で、 早川正昭作曲のバロック風「日本の四季」より「冬」を取り上げました。 それに関するBlog記事はこちら。 hiratea.…

25%のヴィヴァルディ

先日、NHKのBSで放送された「ダンスの”四季”」を視聴しました。 4つの四季、4つの風景、4人の振付師、 出演ダンサーは4組のカップルが様々な愛を表現する映像作品でした。 映像のバックに流れていた音楽がとっても興味深く、 私はその音楽のことが頭から離れ…

クラシックギターで歌心を付けたい~モーツァルトのフィガロの結婚より「恋とはどんなものか」~

本日、とあるギターアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。 2週間前の練習のレポートにこんな記事を書いていました。 hiratea.hatenablog.com その時にもう1曲、原曲が声楽の曲があることを書きました。 その曲、モーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』よ…

クラシックギタリスト山下和仁さん逝く

数日前からSNSで出た訃報の知らせ、 ただ、真偽の確認がどうしてもしておきたかったので、私がこのBlog記事を書くことは控えていましたが、 今日になってニュース記事が出ましたので、書くこととしました。 世界的なクラシックギタリストの山下和仁さんがお…

タランテラを初見で弾くのは大変!

本日、とあるアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。 こちらのアンサンブル、昨年11月に公演を終えて、また新たなシーズンを迎えることに。 私がこちらのアンサンブルに関わるようになって2シーズン目となりました。 ということで、今日の練習は次の公演…

マーラーのアダージェットは演奏に何人必要なんだろうか?

マーラーの交響曲第5番、 特に第4楽章「アダージェット」は映画「ベニスは死す」(1971年公開)で取り上げられたことに印象をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。 この「アダージェット」は弦楽合奏とハープのみで演奏。 管楽器と打楽器はお休みです。 …

レスピーギの「メゾソプラノと弦楽四重奏のための『日没(黄昏)』」

イタリアの作曲家のレスピーギに、メゾソプラノと弦楽四重奏のための「IL TRAMONTO」という曲があります。 この”IL TRAMONTO”というイタリア語、日本語に訳するにはいろいろとあります。 黄昏、日没、夕暮れ、などなど、 まあ、ニュアンスはどれも同じかなあ…

クラシックギターで歌心を付けたい~メンデルスゾーンの「歌の翼に」~

本日、とあるギターアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。 今年の5月に公演を予定しているこちらのギターアンサンブル、 予定曲目にメンデルスゾーン作曲「歌の翼に」があります。 超有名曲ですが、念のために演奏動画を貼り付けておきます。 youtu.be …

2026年がメモリアルイヤーの作曲家たち~マヌエル・デ・ファリャ~

「○○○○年がメモリアルイヤーの作曲家たち」のシリーズは、毎年1月に書いてきましたが、 正直、今年のネタは本当に少ないのが現状。 ひょっとしたら、今年はこの記事だけで終わるかも? ということで、書いておきたい作曲家はスペインのマヌエル・デ・ファリ…