コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・指揮者・ピアニストとして活動している平田昭浩のBlog

2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧

シュニトケのMoz-art à la Haydn

まずは作曲家のことを説明。 アルフレート・シュニトケは、ソビエト連邦時代の作曲家。 詳しくはWikipediaの記事で紹介。 ja.wikipedia.org 彼の作品を初めて聴いたのは、多分35年くらい前のことと思います。 最初の印象はズバリ「?」 つまり、わからなくて…

大阪でサクラが開花

本日、大阪で桜の開花が宣言されました。 www3.nhk.or.jp つい先日に、梅を見に行ったのに、間隔をあまり空けることなく桜の開花宣言とは、少々驚きです。 さあ、いつ頃が見ごろになるのか? なんとなくですが、入学式の時期に満開になるのかなあ? そうなる…

ヴィヴァルディのリュート協奏曲

恥ずかしい過去ですが、私が中学生の時、実はクラシックギターを弾いていました。 あまり上手くならなかったのと、右手の爪を伸ばすことがどうしてもピアノを弾くのに邪魔だったこともあり、 3年間で止めてしまいましたが、 現在、指揮者として、とあるギタ…

まだ梅のシーズンが続く

春の陽気に包まれるようになったこの頃、 桜の開花が待ち望まれますこの頃、 なのに、私はまだ梅を見ることをしていました。 週末に奈良市の月ケ瀬梅林に出向いていたのでした。 何枚か写真を撮っていましたが、あまりいいものがないので、 ちょっと不満なが…

サポートする側の演奏

本日、とあるピアノ教室にて、コントラバス演奏のお仕事でした。 教室主催者さんがレポートを書いて下さっていますので、詳細はそちらをご覧ください。 ameblo.jp 昨年もこの行事に参加しましたが、 いかに子どもたちの演奏に効果的なサポートが出来るのか、…

シュルホフを追いかける

10年前、チェコの作曲家である、エルヴィン・シュルホフ(1894-1942)の 「フルート、ヴィオラ、コントラバスのためのコンチェルティーノ(1925)」を演奏したことがありました。 この曲、作曲されて今年でちょうど100年。 第2次世界大戦終戦から80年という…

マルセル・ケンツビッチ

ある日のこと、 サン=サーンスの七重奏曲をYouTubeでいろいろと視聴をしていたら、 こんな作品に出くわすことに。 まず、作曲者はマルセル・ケンツビッチ。 普段、英語やドイツ語で曲名や作曲家などを検索する習慣の私には、 いきなり片仮名の表記に「どこ…

中学校の卒業式で義務教育が終了を意味する

一昨日のことですが、非常勤講師として勤務している学校で中学校の卒業式がありました。 私の業務は卒業生たちの歌唱指導と式典当日の指揮者業務。 この学校、中高一貫教育を行っている私立学校なので、 中学校の卒業式というものは非常に形式的なもの。 た…

恥ずかしながら、今になって知りました

私が非常勤講師として勤務している学校では、音楽鑑賞教材としてストラヴィンスキーの「春の祭典」をこれまで取り上げてきました。 この曲を取り上げて、生徒たちは理解できるのかとの声を頂くことがありましたが、 なぜだか、こちらの学校の生徒さんは、案…

モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ第1番

先日、NHKのEテレで放送の「クラシックTV」を視聴していたら、初めて聴いた曲があその曲のことが気になっていた私でした。 ちなみに、番組で放送された演奏の一部が以下の演奏動画。 youtu.be 番組ではモーツァルト作曲のヴァイオリン・ソナタ第1番から第4楽…

梅の見頃はいつなのか?

本来なら、梅のシーズンはもう終わるはずなのに、 今年の梅の見頃はかなり遅れています。 どこに行ったらきれいに見れるのか、そう思っていた私でしたが、 昨日は近場で見れるところがあると思い付き、 梅を見に行ってきました。 場所は大阪府吹田市にある万…

予定している曲目が練習時間内にこなせるのか?

本日、とあるアンサンブルの練習日、指揮者業務でした。 本日のメニューは、予定されている公演の曲目を全曲こなすこと。 実は、どれか練習で取り上げていない曲があったので、 今日こそはと思っていましたが、果たしてこの予定、こなすことが出来たのでしょ…

モーツァルトなのかフランセなのか?

20世紀の作曲家でピアニストのジャン・フランセ(1912-1997)の作品は、 コントラバス奏者である私にとっては、とても馴染みがあります。 コントラバス独奏の作品もあれば、コントラバスが入った室内楽作品もありますし、 機会があれば演奏したいものばかり…

リヒテンシュタイン

かなり昔のことですが、こんな本を読んだことがありました。 www.ikubundo.com ドイツ語を学習していたこともあり(リヒテンシュタインはドイツ語が公用語)、 ミニ国家というものに興味があった私なので(過去にルクセンブルクとバチカン市国に行ったことが…

コントラバス奏者の視点で見るシューベルトの「死と乙女」

先日、NHKのBSで放送されたクラシック俱楽部で、以下のものが放送されました。 www.nhk.jp ここで書きたいことは、シューベルトの弦楽四重奏曲「死と乙女」の弦楽合奏版のこと。 ここでの演奏はコパチンスカヤの編曲版での演奏でしたが、 一般的にはマーラー…

卒業式でした

本日、非常勤講師として勤務している学校は卒業式でした。 昨年も、こんなBlog記事を書いていました。 hiratea.hatenablog.com 私の職務は昨年と同じ。 事前の予行で生徒たちだけでなく、教職員対象にも歌唱指導。 当日は弦楽オーケストラが演奏担当で、私は…