昨日、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを見た私。
どうしても見ておかないといけない理由がありました。
その理由、今月15日に以下の公演に出演するからです。
昨年も出演させていただきました、こちらのオーケストラでのニューイヤーコンサート、
今年も出演です。
そこで、どうしても勉強し直したかった曲がありました。
ヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇「こうもり」より序曲です。
今から20年前の2002年、小澤征爾さんがウィーンフィルのニューイヤーコンサートを指揮したことは、
当時相当大きな話題となりました。
私はその時に演奏された「こうもり」序曲が忘れられないのです。
当時の私はテレビの前で相当興奮して聞いていたのです。
以後、この演奏に刺激を受けて、自分自身で演奏したり、あるいはアマチュアの楽団を指導したりした際、
この時の演奏内容が基準となっていたように思います。
さあ、あれから20年。
もう、そんなこだわりには固執しない私なので、
今回の演奏内容を指揮者的な視点とコントラバス奏者的な視点で見させていただきました。
これまでに何度も弾いてきている曲なのに、新たな発見や気付きが連発。
楽しい勉強となりました。
自分自身では、昨年弾いた「こうもり」とは違う音の運び方が出来そうな予感です。
というのも、こちらのオーケストラは非常に小さな編成なので、
コントラバスは私一人。
自分自身の責任が重大ですが、逆に自分自身の音作りが楽しくもあります。
ということで、公演までの準備に大変役立つ勉強を、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートからさせていただきました。
とても楽しみな心境です。
京田辺市近郊にお住いのみなさま、
是非ともご来場をお願いいたします。
おっと、当日の演奏が見られなくても、
後日に有料で動画配信の予定です。