今年度の学校における音楽教育は、コロナ禍の状況での制約があまりに大きく、
実に困難を極めているのが現状ではないでしょうか。
私も現在非常勤講師として勤務している学校での教材研究は、
それまでの経験が通用しない、まさに手探りの状況で、実際に授業を遂行してきました。
昨年7月、歌唱でもない、リコーダーなどの管楽器でもない、
コロナ感染に影響が出ない実技課題を求めて、
教科書に掲載されていました手拍子の音楽を取り上げた。
長谷部匡俊作曲『クラッピングラプソディ 第1番』がその曲。
授業では大変に盛り上がりました。
生徒たちのためにと思って作成したデモ音源の動画を8月から一般にYouTubeチャンネルにて公開しました。
でも、公開した頃の正直な気持ちは
「こんなん、誰が見るのかなあ?」といった懐疑的なものでした。
「こんな動画を参考にするような教育現場なんてないだろう」とも思っていて、
まあ、自己満足の領域を超えていなかったのでしたが。
それが、まさか、再生回数が1万回を超えていました。
その動画が以下のものです。
私のスマホで撮影、編集は無料編集ソフトを使っているので、クォリティーは極めて粗末なものでの再生回数の数字は少々驚きでした。
教材は中学校の教科書からのものでしたけど、
小学校でも高等学校でも取り上げても楽しい教材かとも思います。
広く、音楽教育に使わましたら幸いです。