私が非常勤講師として勤務している学校、
現在、「打楽器のための小品」(黒澤吉徳作曲)の発表会シーズン。
まあ、いろんな道具を使って、実に様々なアンサンブルが見れて、
私は採点をしないといけないことを忘れて(嘘です、ちゃんと採点しています)楽しんで鑑賞してしまいます。
子どもたちの自由な発想力に驚かされ、こんなにも楽しんでいるということを喜んでいる私です。
ところで、発表後に打楽器アンサンブルの関連学習ということで、
今年生誕100周年のクセナキス作曲「オコ」という曲を鑑賞させています。
どんな曲かって?
以下に演奏動画を貼り付けておきました。
授業では、クセナキスのことを簡単に紹介。
作品で使われるジャンベという楽器についても少し解説。
それから、演奏を見てもらうということをしました。
先日、題名のない音楽会でこの曲が取り上げられていましたものを録画していまして、
授業ではそれを使用したということ。
なので、原曲の演奏時間よりも短い5分程度の短縮ヴァージョンを鑑賞。
まさか、あの現代音楽のクセナキスを学校の音楽教育で取り上げるなんて、
昔の私なら絶対にしなかったことですが、
発表をした後の生徒たちには、興味が沸いていたのか、しっかりと鑑賞していました。
そのことに驚いたのが私!
つくづく思うのですけれども、
現在勤務している学校の生徒さん、こんなにも素直に音楽の授業を受けてくれるということは、
私にとって実に幸せなことなのです。
コロナ禍の状況でいろいろと制約があるにも関わらずです。
だから、私は教材研究が止められない。
もっといい授業を目指して、私は勉強を続けますよ。