我が地元、大阪府枚方市は、クラシック音楽を演奏するに必要なホールの事情が極めて悪い環境にありました。
以前、市内にあるホールはいずれも音響が劣悪、使い勝手も悪く、
地元での演奏活動のモチベーションに大きく影響していました。
ですが、今年9月に新しいホールがオープン。
そこで、私が所属しています枚方演奏家協会では、オープンを記念しての公演を本日開催しました。
公演の会場は小ホール(キャパシティー325名)でした。
私が出演しました曲は、ロッシーニの弦楽のためのソナタ 第3番
リハーサルで、まだ新しい木の床にコントラバスのエンドピンを刺すことに
「まだどこにも穴がない」なんて思いながら恐る恐る刺して
(実際にはどこかにあったでしょうけれども)
弾いてみると、楽器がよく鳴る!
他の出演者の意見はどうなのかわかりませんが、
私としては大変に弾きやすい、しかも弦楽器奏者としては、音が作りやすいホールと思いました。
そうそう、ホールも楽器なのですよ!
だからかなあ、本番も実に気持ちよく弾かせていただきましたし、
いろんなことが演奏中に試すことが出来て、
私は今日の演奏内容には満足しています。
今後、地元での演奏活動は、このホールを中心に展開していくことは間違いないと思っています。
ホールの音響はこれから熟成していき、変化を遂げるはずです。
もっともっと利用されて、
そして私も演奏の場に利用していけたらいいなあと思っています。