ニューイヤーコンサートみたいな類の演奏会によく取り上げられる作品に、
ヨハン・シュトラウス2世の「皇帝円舞曲」があります。
私も過去に何度か演奏したことがあります。
実は、かなり昔からこの曲の室内楽版が気になっていました。
その室内楽版を書いたのが、アルノルト・シェーンベルク。
原曲との違いを認識してもらいたいので、
演奏動画をいくつか貼り付けます。
まずは原曲の方。
編成が小さいだけでなく、原曲にはないパッセージを織り交ぜたり、なんだか別の雰囲気も感じさせてくれて、なかなかびっくりさせてくれます。
今の私にとって、こういうのもいいかなあと思ったり。
ところで、この編曲版、コントラバスの出番はなし。
私自身は、この曲をもっぱら鑑賞の材料として、個人的な勉強の材料として捉えていましたが、
どうも、この版にコントラバスを加えた演奏もあるのだとか。
その動画も貼り付けました。
なんだ、そんなこともありなんだ!
だったら、一度演奏してみたいと思う私。
来年くらい、演奏する機会がないかなあ?
人件費はオーケストラよりもはるかに安く済む編曲版ですからね?