私のコントラバス奏者としての演奏活動、
オーケストラ奏者としては、小さな編成での活動がメインとなっていて、
大きな編成の曲を演奏することは極めて稀なこととなっています。
実は、マーラーの作品なんて、とても好きなのに、
演奏履歴は交響曲第5番のみ。
あ~、マーラーが弾きたいのになあ。
そのマーラー、私は自分自身の活動の関連からなのか、
交響曲第4番にすこぶる興味が溢れています。
理由は単純、この曲の室内楽版が確認すると2つ存在するからです。
室内楽版の演奏、
これまではエルヴィン・シュタインが1921年に編曲したものが主流でした。
シュタインの経歴はWikipediaの記事でご覧ください。
ところが、近年は2007年に編曲されたクラウス・ジモンのものも演奏されるようになりました。
ジモンの経歴はWikipediaの英語による記事がありました。
この2つの編曲版を編成表ということで比較してみると、次のサイトがわかりやすいと思います。
比較してみると、木管楽器の数に違いがあるのと、
ピアノは連弾なのか、一人で弾くのか、
そこの違いで、大きな差はないですね。
勿論、音そのものには違いがあることは確実です。
もしも演奏する機会があるのなら、どちらの版を使うかは経済事情とか奏者の確保が関係するのでしょうねえ。
さあ、この夢はいつになったら実現するのか?