同じ楽器だけで室内楽を演奏されること、よくありますね。
私は残念ながら、コントラバスだけでアンサンブルを演奏したことは、わずかに1回だけでした。
本当なら、コントラバスクァルテットみたいなことが出来たらいいのですけれどもね。
いろいろと勉強になるからねえ。
ところで、私の中ではヴァイオリンだけで室内楽をするというもの、
聴いたことがありませんでした。
あくまでも個人的な解釈ですが、
「低音が不足するからねえ」みたいなことから、
そんな作品がないのかなあと、勝手に思っていました。
思いつく作品は、テレマンの4つのヴァイオリンのための協奏曲くらいかなあ?
ところが、おっとどっこい、テレマン以外にもよく演奏されている作品があるのだとか。
ドイツのヴァイオリニストで作曲家だった、フリードリヒ・ヘルマン(1828-1907)の作品で
3つのヴァイオリンのための奇想曲というのがあるのです。
しかも、3曲もあるのだとか。
比較的演奏される頻度があるのが、作品2と作品5の2曲なのだとか。
そこで、私が気に入った演奏動画を2つ。
まずは作品2。
そして、作品5。
素朴に「いいなあ」と感嘆しました。
これ、生演奏で聞きたいなあと思っても、どこで演奏されるかをリサーチするのが大変だ。
なんたって、ヴァイオリンだけで3人ですからねえ。
そんな演奏会、あるのかなあ?