私の癖ですが、一人の作曲家について関心を深めると、ついついいろんなことを書いてしまいがち。
このしつこさがいいのか悪いのか、自分でも判断がわからないのですけども。
このBlogに3回目のサン=サーンス登場です。
来年が没後100周年ですからね、いろいろと準備をしておきたいのです。
ということで、昔からアンテナに引っかかっていた曲のことを書きます。
それは、七重奏曲のこと。
私自身がコントラバス奏者ですから、どうしてもコントラバスを含む室内楽作品には興味が尽きません。
サン=サーンスはこれまでにも「動物の謝肉祭」を何度も演奏してきましたけど、
彼の作品で「七重奏曲」については演奏体験がありません。
なんでだろう?
理由は編成の歪さにあるのか?
ピアノと弦楽器5部、そして、なんとなんと、トランペットが付くのです。
金管五重奏などを除けば、
トランペットが入る室内楽作品なんて、他になにがあるのかなあと思う私。
そういえば、フンメルにありましたね、七重奏曲第2番「軍隊」というのが。
その曲のことは置いておいて、それぐらい、私にはサン=サーンスの七重奏曲は新鮮な響きに魅力を感じてしまいます。
演奏時間は18分くらいかなあ。
非常に聞きやすい演奏時間に、すぐに入り込める音楽のやさしさ、隠れた佳作ですね。
ということで、来年に、この七重奏曲をしたいなあと。
以上、自分自身の願望をただただ押し並べただけの文章でした。