コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・ピアニスト・指揮者として活動している平田昭浩のBlog

ヴィヴァルディの「四季」を弾いてきました

我が地元、大阪府枚方市、本日の最高気温は36.2℃。

なんと全国第2位でした!

連日の猛暑日、キツイですね。

 

ですが、私は今日も地元にはいませんでした。

今日は一般非公開の公演にコントラバス奏者として出演。

久しぶりのセレーノ・チェンバーオーケストラでの演奏。

 

昨年2月、セレーノ・チェンバーオーケストラで演奏したヴィヴァルディの「四季」が評判を呼び、

これを聞いていた方から公演の依頼が入って、

今回の公演が実現したのでしたが、

本来ならば、今年の5月に実施のはずでした。

ですが、みなさんご存知のとおり、緊急事態宣言が発令したために演奏するはずだったホールが閉鎖。

当初は中止と思われましたが、関係者の迅速な対応により、本日に延期となったのでした。

 

でも、昨年から私たち音楽家は「中止にならないように」と祈りながら演奏活動をしています。

それほど、内心ではビクビクしていたので、

演奏が出来るということは、今の私たちにはこの上ない喜びなのです。

勿論、感染症対策には万全を期すことは当然のことでして、

常に緊張感を持って演奏に対応しないといけません。

 

さて、今日の演奏会、個人的な感想を。

というのも、先日まで非常勤講師として勤務している学校で、ヴィヴァルディの「四季」から抜粋で音楽鑑賞教育をしてきたことから、

練習中から頭の中で「この部分はソネットにはこう書いてあるから、こんな情景なんだな」みたいな立体的な風景が音響の中に浮かんできていたのでした。

果たして、実際にソネットの中身が上手く伝わったのかどうか、そこはお客様のみ知るところですが、

演奏の機会がある度に、そのような表現内容は磨きをかけていかないといけないのでしょうねえ。

ただ、そのような土壌がセレーノ・チェンバーオーケストラにはあるようにも思っています。

まだまだ進化をしないといけない、まだまだ変化をしていかないといけない、

そんな曲の一つがヴィヴァルディの「四季」なのかなあと思っていた私。

実際、この曲を弾けば弾くほど、難しくも思うのですけれども、楽しくも思うこの頃。

 

ということで、私の夏の音楽活動、この公演から幕開け。

来月の夏休み終了まで、いい音楽活動がしたいなあと思う次第。

ただ、コロナの感染状況が心配です。