本日で仕事納めの私。
これにて年内の仕事は終了です。
昨年、大きく落ち込んだ音楽活動は、徐々にではありますが回復してきましたが、
正直、まだまだコロナ前の状況には遠い現実。
ですが、今年の私は、大変に忙しい1年となりました。
どんな1年だったのでしょうか。
少々長くなりますが、総括に入ります。
1月:京田辺に出来た小さなオーケストラの公演に参加
それほど大きな都市ではないのですが、そこに小さなオーケストラが出来ました。
そのオーケストラに唯一のコントラバス奏者として活動に関わることに。
3月:2年間非常勤講師として勤務した学校の契約が終了
とても勉強になった2年間でした。
4月:新しい学校にて非常勤講師として勤務を開始
週4日11時間の授業を担当、中学1年生から高校2年生まで、
一つの学校の音楽の授業を全部一人で担当!
しかも、クラブ指導も担うことに。
これにより、私の毎日は激務となったのです。
昨年に開設したYouTubeチャンネルは放置することに。
5月:非常事態宣言の影響を受ける
予定されていた公演が7月に延期。
非常勤講師として勤務している学校もオンライン授業となり、
音楽でオンライン授業をすることに不慣れな私は悪戦苦闘の連続。
6月:文化祭デビュー
非常勤講師として勤務している学校で担っているクラブ指導、
部員数がとても少なく、昨年度はクラブ活動としては活動実績に乏しかったのですが、
幸運にも新入部員が多数入部してくれたこともあり、活動が活性化。
文化祭ステージでデビューを果たしました。
私も、このクラブの指導・指揮でデビューとなりました。
文化祭を契機に、クラブは校内行事でのポジションを確立することが出来ました。
7月:夏の演奏活動に入る
7月から8月までに予定されていた本番は全て開催されました。
非常勤講師として勤務している学校の夏休みを利用しての活動、
音楽が出来る、その喜びに感謝しつつ、
出来る限りの上質な音楽づくりを目指して、
個人的にはいい仕事が出来た期間だったと思っています。
8月:全国高等学校総合文化祭の器楽・管弦楽部門の講評を担当する
全国の高校から集まってきて行われる文化の祭典、
今年度は和歌山で開催(残念ながら無観客開催でした)。
その行事で、私は器楽・管弦楽部門の講評を担当しました。
これがとっても素晴らしい大会でして、
私自身も高校生たちの演奏に何度も感銘を受け、胸を熱くしたものです。
こんなにも素晴らしい行事に関われたことを誇らしく思いましたし、
2日間の貴重な時間を過ごせたことを大変幸せに思うものでした。
9月:2学期に入る
実は、8月のお盆過ぎから、授業が再開されていました。
この頃は音楽鑑賞した曲をキーボードで弾いてみるとか、
ハンドベルで実践するとか、
そんな連動授業を展開していました。
10月~11月:演奏活動との両立
予定されていた公演がこの時期にもありまして、
学校の職務との二足の草鞋を履くことをこなしていました。
私にとっての音楽活動と教育活動との両立は、むしろ相互の活動の活性化につながるものでして、
スケジュールの調整が上手くいけば、この二足の草鞋は履き続けたいものです。
12月:クラブ指導に熱が入る
クラブはアンサンブルコンテストに初出場でした。
当日の演奏内容には課題が残りましたが、
指導過程で得たことは、部員たちも私にとってもかけがえのないものばかりとなり、
今回の経験は、お互いにとっても有益であったと思われます。
コロナ禍の状況、制約はまだまだあるのですけれども、
私個人の演奏内容は、コロナ前よりもむしろ良くなったと勝手に思っています。
昨年から、自分自身の音を見つめ直し、基礎練習の取り組み方や曲の練習の方法に改善が見られたのか、
自分自身の演奏内容には良い方向が出てきたと思っています。
まあ、さすがに年齢の加齢による技術的な衰えは否めませんが、
それでも、コロナ前よりも良くなっていると確信しています。
そして、音楽教育の現場を担っている現在の学校、
授業遂行が極めてやりやすく、
自分自身が考える音楽教育メニューがスムーズに実践できる喜びを噛み締めています。
学年やクラスによって多少の差はありますが、
私としては手応えをしっかりと感じ取っています。
コロナ禍で制約がかかっているのにも関わらず、良好な状態が生まれることを、少し驚いてもいます。
ひょっとすると、この忙しさが要因となり、
私自身の音楽活動にも教育活動にも、何らかの相乗効果が生まれているのかもしれないと思うようになっています。
ただ、物理的な時間は限られていますから、
極端に激務になって、オーバーワークにならないように気を配ることも大切かなあと思うこの頃。
さあ、来年はどんな1年になるのでしょうかねえ?
今年同様にいい仕事が出来ることを願いたいものです。
でも、その前に迎春準備をしないとね。