本日のBlogのタイトル、「なんのこっちゃ?」と思われるかもしれませんね。
19世紀のヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ヨアヒムが好んで使用していたモットーが
Frei aber einsam
これ、ドイツ語でして、意味は
「自由だが孤独に」というもの。
普段の私の生活、このモットーに当てはまることが実に多いのです。
音楽家としての準備や練習は、本番前のオーケストラや室内楽、ピアノとの練習に至るまでの段階では、まさに自宅で練習や準備をしていますから、
自由であり、孤独なもの。
音楽教員としての私、実は現在非常勤講師として勤務している学校の音楽教員は私だけなので、
授業内容の作成から授業実施まで、そしてありとあらゆる雑用の処理も、まさに自由で孤独な作業。
昨年4月からはこんな生活が続いていますので、
現状の私の ”Frei aber einsam” は、個人的には気に入っている状況。
どうも、私はこのモットーを好意的に受け入れているように思われます。
ところで、このモットーが由来の曲があります。
それがF.A.E.ソナタというもの。
曲の詳細な解説はWikipedia記事で済ませます。
この曲の作曲者は3人いまして、
どんな曲かって?これも演奏動画を貼り付けておきましょう。
この楽章だけだと演奏時間は5分くらい。
ヴァイオリンリサイタルのアンコールとして取り上げられることが多いのかなあ?
最近、ふと、この曲が聞きたくなったので、ここに書いてみたという次第。