来月、室内オーケストラ公演がありまして、
その時代の音楽をいろいろと勉強中。
ここ数年の間、私の中で苦手意識があったモーツァルト、
ようやく、その苦手意識が取れつつある現状なので、
演奏する予定の曲以外もいろいろと楽しむように聞きあさりながらの勉強をしている最中。
来月の公演で演奏予定はピアノ協奏曲第23番ですが、
今日はその曲のことを書くのではなく、私のお気に入りの曲のこと。
最近の私、ピアノ協奏曲第17番がお気に入り。
モーツァルトのピアノ協奏曲は20番から27番の演奏頻度が高いのですけれども、
17番の特に第3楽章なんて、まるでオペラ的な雰囲気がダイレクトに感じられてしまうのが、私のツボ。
主題と変奏という形式だからなのかもしれませんけれども、
器楽的に弾いてしまうことよりも、オペラアリアを弾いているかのごとく演奏してみたいなあというのが、最近の私の気持ち。
この曲が、なんとなくその思いを実現するにはかなり近い気がしています。
そこで、第3楽章の演奏をYouTube動画にあるものを貼り付けておきます。
実は、先日放送の「題名のない音楽会」で取り上げられていた曲でした。
凄く楽しい演奏で素敵でしたので、
今、振り返って聞いているということです。