コントラバス奏者 ひらてぃ~のブログ

コントラバス奏者・指揮者・ピアニストとして活動している平田昭浩のBlog

ベートーヴェンの「皇帝」をたったの6人で演奏

先日、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」をオーケストラの一員として演奏してきた私でしたが、

こちらでの公演では、オーケストラの規模が小さなものでした。

1管編成に編曲したもので、当日のオーケストラの構成員はたったの20名。

これに指揮者とピアニストが加わって総勢22名でした。

近年の私は、こういった小編成でのオーケストラ活動が多くなっているのですが、

もっと少ない人数での演奏はあるのかと思い、演奏動画を探してみました。

ありましたよ、たった6人での演奏が!

全楽章の演奏でもいいのですが、気に入ったのが第1楽章のみのものでしたので、それを貼り付けておきます。

youtu.be

 

確かに、ショパンでもこの編成に編曲したものが時折演奏されますが、

ベートーヴェンもあったのですね。

なんでも、ヴィンツェンツ・ラハナーという19世紀の作曲家がベートーヴェンのピアノ協奏曲を5曲ともピアノと弦楽五重奏に編曲しているのだとか。

ラハナーに関する詳細なデータは、英語版ですけれどもWikipediaの記事を貼り付けておきます。

en.wikipedia.org

 

ミニマル傾向が強い私には、この編成での演奏は大変興味深いもの。

ベートーヴェンの「皇帝」をこれまでに何度も弾いてきている私なので、

機会があれば、こんな「皇帝」もいいかなあと思っていますけれどもね。