昔から断続的にですが、チェロとコントラバスのためのデュオの作品をよく弾いてきています。
特に、2004年から活動をしていますユニット「Basso Cantabile」では、このジャンルのデュオをよく取り上げて演奏活動をしてきました。
そうですね、この編成で圧倒的に有名な名曲は、ロッシーニのチェロとコントラバスのための二重奏曲。
もう、この一択なのですけれども、
他にもいろいろとあるのです。
実は、かなり昔から好んでいた作品がありまして、
特にここ最近は、自宅での練習メニューの一つとなっています。
その作品はドラゴネッティの「チェロとコントラバスのための二重奏曲」です。
あえて、古楽器によるデュオの演奏動画を貼り付けておきました。
楽章は2つ、ゆっくりの楽章から、ややはやいテンポの楽章に。
作曲者がコントラバス奏者ですからね、どちらかといえばコントラバスに主導権があるような作品。
それで、この曲が、なかなかに練習にはいい効果があるのですよ。
私自身、自宅での練習メニュー、ドラゴネッティの割合が非常に高くなってきています。
また、個人的には、練習の成果が表れてきているようにも感じています。
どうしても、今年生誕200周年のボッテジーニの陰に隠れた感が否めないドラゴネッティですが、
今の私には外せない作曲家。
そして、可能ならば、このドラゴネッティのデュオは、どこかで弾いてみたいかなあ?